カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

おしっこが出ない、シャーぼう

2011-10-12 17:03:19 | 本日の患者さん
徳さんの健康理論は簡単明瞭。

出入動休。

その前に、上手にとか適切にという言葉を付ければ成り立つ。

食べ物、飲物、水分、空気を、そして感情も上手に入れ、適切に排泄する。
体を適度に動かし、適切な休息を取る。
それだけで健康はバッチシなのだが、これが至難の業。

シャーぼうは水分が上手に適切に出せなくて辛そうにしている。
今朝、小便をしたきり、膀胱には尿がパンパンに貯まっているにもかかわらず、午後の3時になっても小便が出なくて苦しいのだそうだ。

シャーぼうは脳性マヒでもうすぐ60歳になる。
年齢とともに体の機能が低下してきて、介助者が入っていない時間に床に転ぶと一人で起き上がれず、次の日、介助者がやってくるまでの時間、倒れたまま過ごさざるを得ないなんて話もよく聞くようになってる。

自分の意思とは関係のない筋肉の緊張、不随運動も強い。
カイロで始めに仰向けになってもらうと、手は伸びをするように、脚は膝を曲げて縮まるように緊張するのが、施療前の定番の儀式になっている。

そんなシャーぼう、一人でゆっくり自分のペースで小便をする時は良いのだが、介助者がついている時などは筋緊張でおしっこが出にくくなってしまうことが時々あるのだそうだ。
慣れ親しんでる介助者の時も例外ではないそうな。

膀胱括約筋を支配している筋は随意筋と不随意筋の両方があるので話がややこしい。

今日は朝から介助者とともに外出したのだが、現在、膀胱パンパンの状態。

「今日は腰の辺りは余り強く押さないで!」

「うん、判ったよ。今日は家に着いたらすぐに一人にしてもらって、ゆっくり小便に付き合ってあげて」

なんでも、高校の修学旅行の時は、丸二日間おしっこをしないで、というよりおしっこが出ないで苦しんだ思い出だけが鮮明に残っていると言っていた。

ああ、この苦労は、欠片しか判らないなあ~。
誰もが経験する、トイレがなくて尿意をこらえるというのとはレベルが違うもんなあ~。


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