カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

治そうとするばかりが能じゃない、チャーぼう

2013-09-03 19:44:06 | 本日の患者さん
「何だ!この背骨は!」これは今回かかった整形外科の先生に言われた言葉。
「こりゃ、治らんぞ!」とは、その前にかかった整形外科の先生に言われた言葉。

施療室に入って来るチャーぼうは、腰から上が右に前こごみにかなり傾いでいる。

訴えは、右臀部の鈍痛と、歩行時の右下肢の痺れと股関節の違和感。

「整形で電気治療と牽引を受けてますが、かえって症状はひどくなってます」

いろいろ話を聞いていく。
胃腸は弱いがたいした内科的疾患はなし。
その代わり、外傷が多い。
25歳の時階段から転落、仙骨部を強打、その後何年もお尻を床に付けず。
ぎっくり腰を度々。
60歳の時、交通事故で右脛骨粉砕骨折。
65歳の時、同じく交通事故で腰椎圧迫骨折。

二十歳から八百屋さんで働きづめ、これらの外傷に出くわした時も、できるだけ仕事優先でやってきたとのこと。

拝見する背骨は、右の腰部全体が一つの大きな塊になっていて、一つ一つの腰椎が確認できない。

こんな人のレントゲン写真を見たことがある。
個別の骨がはっきり写ってなく、その周辺一帯が白くもやもやとなっているのだ。

あまりの負担にその部分が骨化して補強しようとした結果のようである。
これは、年齢も考えて不可逆性と思わなければならない。

「今あるものを現実として受け止め、周りの筋肉に悪影響を与えるのを何とか宥めすかして、、、、って方針でやっていきましょう」




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