カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

図書館利用って結構難点あり

2012-03-16 18:52:31 | 本日のしりきれとんぼ
ブックオフがあちこちの身近な町に見られるようになってからである。

少しばかり小遣いの足しにしようと古本屋に本を持っていくと、引き取ってもらえないか、信じられない安値を提示される。
ビール一本の足しにもならない。

一方でブックオフに行くと、かなり良質の本が、ひどい時は105円で手に入るようになった。
著者に申し訳ないような気がして、手元に持っていると分かってて買ってしまったことも度々ある。

そんなことで最近は本屋さんで本を買うということが極端に少なくなってしまった。
余程の専門書か、目に余る低俗書?以外なら結構手に入るのだ。

国分寺の施療室のすぐ近くに図書館の分室があって、パソコンで予約しておけば便利このうえない。

しかし、何事にも落とし穴はある。

少し話題の本なんかだと、順番を待つことになる。
村上春樹の『1Q98』の時は180人ぐらい待った記憶がある。
このぐらいの予約者がいると半年はかかる、、、。
要するに何時その本が読めるかがなかなか読めないのだ。
中には、延々と借り続けている人もいるようなのだから。

そこで、一応は作戦を立てる。

徳さんの場合、脳の軟化がある程度進んでいるようなので、堅苦しいい本、小難しい本を立て続けに読むのは脳の健康によろしくない。
合間合間に読みやすい本を差し込まなければ脳が持ちそうもない。

ところが、その作戦が裏切られることがある。
予約した本がいつ貸してもらえるのかはまったく予想がつかない。
しかも、決められた期日のうちに借り出さなければ、その本は非情にも次の人に権利が移行する。
こちらでの組立が意味をなさない事態に出くわすことになる。

それが今日の悲劇。

貸し出し可能となったのはお堅い本ばかり。
しかも一挙に、、、。

2週間のうちにこれだけのものをこなせるはずがない。
徳さんに許された読書時間は就寝前と通勤電車の中に限られる。
ああ、後は知らんぜよ、、、。


本日のおまけ

今日、孤高の思想家?吉本隆明氏が未明に亡くなった。
孤高と書いたのは、吉本隆明を支持する人はたくさんいた模様だが、それが現実の力となった感じが少ないからだ。
それが残念で仕方がない。

徳さんが唯一気にかかるのは、彼が原発肯定論者だったところ。
理科系の吉本の科学信奉は判る。
人はそうやって進歩を信じて生きるしかないからだ。
でも、原発が核廃棄物の処理への回答がないままの見切り発車であることにはあまり語られていないように思える。

それに対しての論争は、吉本が高齢のためなされなかったのだろうか?
産業の利権に囚われない、問題提起は貴重であったはずだ。

糸井一重は晩年の吉本にかなり接近した人だ。
彼が聞いた吉本の自分が死んだ時の葬式要望。

「町内会で、小さいテントみたいなものを借りて、簡単にやってもらえたら、それがいちばんいい」

吉本さんらしい。


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