カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

肥満な、ゆーさん

2008-05-28 18:34:55 | 本日の患者さん
当院の体重制限は130kgである。
その理由は、今までで施療した人の中で一番重い人が130kgだったからである。
華奢な徳さん、それ以上の人を施療しきる自信はない。
その時だって、治療台の大半を埋め尽くされ、かすかな隙間に徳さんが足を載せ、飛び跳ねるようにして背中を押した記憶がある。
関節を見つけるのに苦労して、力が届いているかどうか覚束なく、何度も確認したりした。ギシギシ音を立てるベッドの心配も、、、。
施療後の徳さん、どちらが患者さんか判らぬほど息を切らすのが毎回の事だった。なにせ、徳さんの施療はプロレスまがい、体重制じゃないのが恨まれる。

ゆーさんは100kg前後。ちょろいもんである。
しかし、やせた方が良いに決まっている。
当院お奨めのやせる方法を伝授したが、ゆーさん、頑張ってくれるだろうか?
方法は至って簡単。
食事をただひたすら良く噛む。毎日体重計に乗る。それだけである。
良く噛むと脳が体に何が入ったかを正しく認識して、食欲として我々に伝えてくれる。食欲に応じて食べるだけでその人にとって理想の体重となる代物。
体重計は自分が何をしているのかを、時に残酷に、時に優しく諭してくれる訳。