カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

紺屋の白袴

2014-04-13 18:33:45 | 本日の無惨
恥ずかしながら徳さん、現在首が回りませぬ。
首を回そうとすると、左肩口に痛みが走る。
ベッドに寝ようとしても、なかなか軟着陸の体位が見つからない。
寝るという行為だけでもいかに多くの筋肉が参加してるか判る。

もちろん借金はある。ストレスもある。
しかし、それらが原因の頚椎2番の狂いではなさそう。

今回は、寝違えのようである。
昨夜の無気力な、だらしない過ごし方を反省して耐えなければならない。
頬杖ついてパソコンの画面を漠然と眺める。
そのままの姿勢で酒をちびりちびり、、、。

就寝前に腹ばいになって、肘を付いて読みかけの本を読む。
もちろん、そのままの姿勢で酒をちびりちびり、、、。

ほとんどの症状はその原因が本人にある。
というのを地で行く徳さんでした、、、。

徳さんも一応はプロ。
原因だけは究明しなくてはカイロ士の名がすたる。

痛みをこらえて、あちらこちらを触診の結果、頚椎5,6番のずれ、棘上筋の異常緊張であるらしい。
ただ徳さんは徳さんを施療出来ない、、、。

かすかな望みを託して、棘上筋のストレッチをしている現在である。

でも、根底にある問題は、患者さんに厳しく、己には大甘、という徳さんの天性の性格らしい。
(こんな時、天性なんて言葉は使われないか?)



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復活の朝、道はカチカチのジョボボボボ。

2014-02-09 18:14:02 | 本日の無惨
なりをひそめたインフルエンザが、まだ人さまにうつす可能性があるとされる日数に一日加算しての休業明けの今朝。
体調はかなり良い。
でも、状況はかなり悪い。

東京では珍しい二日続けての降雪。
多摩地方では40センチ近く積もったようだ。

今日は、まずは都知事選。
品の悪い破廉恥男と品の良い破廉恥男。
どちらも嫌だと、徳さんはむずかっている。
気の進まぬまま投票所へ。
自宅から投票所までかなりの距離がある。
雪の影響で道はカチカチに踏み固められているか、タイヤでかき回されてグジョグジョか。
自転車で行くのは危険なので徒歩で。
病み上がりの運動には適度、適度と呟きやきながら。

いったん自宅に帰り、いざ初出勤。
やはり自転車は避けて、バスで武蔵小金井駅まで出ることにした。
ところが、バス停には「大雪のため、運休」との一枚の紙がビニールテープで貼り付けてある。
素人が考えて、山道を通るでもなし、この位の積雪でプロが運転する公共バスではありえない。
で、ビラに書いてあるバス会社に確認の携帯を入れてみる。
すると「この電話は使われてません」だって、、、。
いぶかしく思ってバス停の標識本体を調べると電話番号の数字が一つ欠けている。
改めて電話すると、一向に繋がらない。
ご丁寧にホームページを示してあるので、覗いてみると、西部バスは運休とある。

諦めて駅まで歩くことにする。
20分かけて小金井街道まで出る。
道のりの半分のところだ。
すると、バスが走っているではないか。
西部バスも走っている。
何なんだ!
道のりの半分は助かった徳さんだが、裏道を通っていたら駅まで歩く羽目になっていたところだ。

来る大災害に備えるべく、防災が叫ばれているが、現実は今回程度の積雪でここまでシッチャカメッチャカになってしまうと心したほうがいい。



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現在連続休業中、インフルエンザを頂きやんした

2014-02-06 17:58:30 | 本日の無惨
あちきはただ今トホホの休業中の身でありんす。

しかし、流れとしてはよく理解できるもんでありんす。

始まりはあちきの傲慢。

己の能力を過信したが故のおふくろ様の車椅子からの転倒事故。
体力が弱ったところで、通っているデイケアでの入浴後の低血圧による意識喪失。
この二つは原因が判れば対処可能。

次に襲って来たのは、意味不明の食事拒否。
入れ歯を口に入れることも、嫌そうに拒否する。
腕を支えながら立たせようとしても、重心が取れないらしく、まともに立てない。
おボケが強いのでおふくろ様は具体的な訴えを出来ない。
これは尋常じゃないと今年3度目の病院へ。
白血球数が2万と炎症反応が尋常じゃない。
急遽、入院生活へ。
翌日、判明したのは腎盂炎。
オシメ生活なので、いくらでもありうる話だ。
しかし、これからの生活にとって何を改善すればよいのか、困難が待ち構えている。

おふくろの入院生活に付き添ってて、感心したのが、というか何も知らなかったのだが、老人は水さえも飲み難いことだ。
そのために、画像のツルリンという薬剤?が使われる。
水にとろみを付けるのだ。
片栗粉みたいな物なのか、、、。
ちょっと、予想だにしなかった老人の生理だった。

これからしばらく、老人ケアのノウハウを学ばなきゃ、と思っているうちに、あちきがインフルエンザにやられた。
インフルエンザ流行時の病院現場に何度も出入りした結果と思わざるを得ないが、これはしょうがない。

現在、おふくろの見舞い厳禁の身である。
でも、この病院の徹底振りには感謝しなければ、、、、。







生まれて初めての音取り、ああ、こぶしが、、、

2014-01-08 17:47:53 | 本日の無惨


60歳を過ぎてギターを習い始めた。
これが旨く行かない。
リズム感がからっきしなのだ。

思い当たることがある。
カラオケで気持ちよく、徳さんにとっての流行り歌を歌うと、
「この歌、演歌じゃないのに、何で演歌にしちゃうの?」
だって。
しょうがないじゃないか?
当時、といっても半世紀も前のことだが、巷には演歌以外が流れていなかったのだ。

で、先生が業を煮やし、教育方針を変えることになった。
「徳さんの好きな曲を教えて」
あれこれ答える。
「みんな、今の徳さんにはレベルが高すぎるな~」
何を言われても反発出来ない。
うつむいていると、
「じゃあ、今挙げた歌手の持ち歌で一番易しいのを選ぼう。
好きな人の曲じゃないと、徳さん、一生懸命になりそうもないから」

結局、選んだのは新井英一の“君のままで”と中島みゆきの“狼になりたい”。
そして、これは正解。
ともかく、やる気になる。

でも、徳さんには難題。
CDやyou tubeから音を拾えとおっしゃる。
カンニングはこんな場合、自分のためにならないよ、と釘を刺されている。
ここで判明したのは、リズム感だけじゃなく、耳も悪いことだ。
音が判らない。
特に新井英一はこぶしをかけまくる。
現在、なんとか、なんとか努力中。



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??????不敬罪!

2013-12-27 18:12:59 | 本日の無惨
「ねえ、あなた、安倍がやってしまったわよ」

「ああ、そうだね。暴走しやがって!美智子も悔しいだろう。俺もだ。だいたい、親父も俺もある時からあそこへは一歩も踏み入れたことがない。あいつにはその意味が判ってない。戦没者を哀悼する気持ちなら、俺のそれはあいつの数千倍はあるって。」

「私たちに政治をさせろとは言わないけれど、本心ぐらい言わせて貰いたいわね」

「ああ、今まで俺たちなりに、少ない機会を見つけてはシグナルを出しては来たんだが、、、」

「そう、あなたは立派だったわ。手足を縛られ、口を塞がれながらも、出来うる最大限の努力をされてきたわ。私たちの家系に朝鮮の血が入っていることを公式の場で発言された時は私の心も震えたわ。そして、何時だったかの園遊会。右翼アンポンタンの将棋の米長をたしなめた時も私スカッとしたわ」

「まあ、そうなんだけど、、。でも、マスコミは正面きって取り上げてくれなかったね。発言が制限されている中での俺の精一杯の言葉なのに、、、。」

「私たちに許されているのは、人々を見舞い、励ますことだけ。もちろんそれは精一杯やるわ。でも、こんなことが続くと何のために私たちが努力しているのか判らなくなるわ」

「いつまでも苦労をかけるね、美智子」

「ねえ、私、やっぱり庶民に戻りたいわ。もちろん、あなたと一緒に、、、」

「美智子、無茶を言って俺を苦しめないでおくれ」


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歯には苦労するのう

2013-12-18 18:37:58 | 本日の無惨
歯に関しては多くの患者さんからあれこれの話を聞く。

現在進行形で痛みを訴えているのに、「やるべき治療はしました」と言われた、いわば歯科患者難民。
他の歯医者で見てもらうと、見つけにくい所に虫歯がちゃんとありました、、、。
前の歯科医はその事を知らずに、我が技術を疑わずにただ今現在も平然として営業している。

「前の歯科医に、物を食べる時に痛むと訴えたら、食べる時は入れ歯を外してくださいと言われました」
と、現在の歯科医に報告したら、入れ歯は物を食べれるためにあるんです。その歯科医はとんでもないですね、と言われた。
その先生に、作ってもらった入れ歯は、食べる時にやっぱり痛む。
その事を訴えたら、食事の時は入れ歯を外して下さい、だって。

歯医者さん選びは難しい。

徳さんも例外ではない。
多少は、近隣の方々の評判を聞いた上でかかるようにしているのだが。

「あそこは上手いよ」とのI歯科に行った。
やたらと歯を抜いちゃう先生だった。
おかしいなと思っていたら、評判のいい先生は死んじまっていて、徳さんがかかったのはその息子さんでありんした、、、。

「あそこの先生は優しいよ」というN歯科に行った。
確かに優しかった。
でも、出来上がったブリッジは噛む度に口の中で舞い上がる代物だった。

腕の悪い先生のほうが患者さんを長く引きずれて儲かるようでもある、、、。
なんか、制度が違うんでねえの、、、。

などと、以上のことが言いたいんじゃない。

日本においては、歯科医の地位が低すぎる。
その事を言いたい。

人はともかく物を食べなければならない。
その道具が歯だ。
そして歯は脳に密接に関係している。
体の健康状態を支配する。

歯を扱う人がもっと評価されていい。
そして、歯を扱う人たちが、歯の問題を窓口に健康問題をもっと積極的に語って欲しい。


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徳さんの股関節痛

2013-10-27 17:43:24 | 本日の無惨


毎朝でないのが気を持たせるところだが、セロは二-ニャと違って、かなりな頻度で朝方挨拶にやってくる。
しばらく枕周りの物に頬を擦り付け、やがて徳さんの手足に匂い付けをし始める。
頃合を見計らって掛け布団に空間を作ってやると潜り込んで来てしばらくの間の添い寝となる。
徳さんの至福の時。

起きなきゃいかん時間がやってくる。
セロは徳さんの着替えが好きなようだ。
衣類の末端を甘噛みしたり、徳さんの足に絡み付いてくる。
着替え終わって、最後の締めで胡坐をかく。
この胡坐がセロに妙に愛されている。
胡坐で出来る空間に絶妙の身の寄せ方をして、喉をゴロゴロさせている。
足首の関節が内側にまげられている。
セロの至福の時の一つだ。

ところがだよ、セロ。
徳さんは、いい加減、左足を伸ばしたくなってきた。
胡坐をかいていると、左の股関節が痛むのだよ。

ハイ、今日の二人の蜜月はこれまで。

何故に徳さんの股関節は痛むのか?
商売柄あれこれ考える。
これに答えを出せなければ患者さんに面通し出来ない。

答えは、徳さんの我流カイロ施術法にあった。
患者さんに横寝してもらい、患者さんがえび反りになるように膝頭を当てて、それを順次ずらしていく。
この時、股関節にとってみれば、あってはいけない角度をされた事になるのが大部分だ。
股関節の設計図では想定してない事をしてることになる。
想定外の方向から股関節のある部分に力が加わり、これが30年近く繰り返されたのだ。

まあ、今までよく耐えたくれたものと感謝するしかない。


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藤圭子

2013-08-26 12:48:03 | 本日の無惨
藤圭子が先日、新宿の高層マンションから飛び降り自殺した。
そのことは日本中の多くの人が知っている。
でも、心から衝撃を受けた人は、それほど多くはないはずだ。
それが世代というものだろう。

マスコミの扱いは、表面の哀悼の意を示す態度とは裏腹に、猟奇的とまでは言わないにしろ、彼女の特異な人生を興味本位にあばき立てることに専念しているように思えた。

徳さんたちは、どっぷりと藤圭子の怨歌に嵌った世代である。
もちろん、本人達にはそんな気はない。
徳さんにしてから、分かりもしないのに分かった振りして(自分に対して)モダンジャズに体を揺さぶったり、過激なフォークソングをコピーしてた。
演歌一般は願い下げの気持ちなのだった。

でも、時代感覚というのは怖ろしい。
当時の徳さん、ちゃんと藤圭子に侵食されていたのだ。

カラオケでも、藤圭子の代表的な歌なら、ちゃんと感情移入しながら歌える。
レコードも、カセットも、CDも一枚も持ってないのにだ。
この場合、聞くほうは堪んないだろうけど、それがカラオケ。
本人だけの陶酔の世界、、、。

それから何十年。
娘の宇多田ヒカルの関係で一時期スポットライトを浴びたが、その前後の彼女の人生の襞は分からない。

で、周りの憶測記事が品のないことになってしまった。
明らかに精神を病んでるのが分かる時点での取材映像を平気で流している。

そんな中、宇多田ヒカルが冷静な対応をした。



宇多田ヒカル 公式HPで胸中吐露「母の娘であること誇りに思う」

 22日に自殺した歌手の藤圭子さん(享年62)の長女でシンガーソングライターの宇多田ヒカル(30)が26日、公式サイトにメッセージを掲載。母の死について「母が長年の苦しみから解放されたことを願う反面、彼女の最後の行為は、あまりに悲しく、後悔の念が募るばかりです」と辛い胸中を吐露した。

 「様々な憶測が飛び交っているようなので、少しここでお話をさせてください」と切り出した宇多田は、藤さんが長期間「精神の病に苦しめられていた」と明かし「何が彼女のために一番良いのか、ずっと悩んでいました」と告白。「幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とともに、家族も含め人間に対する不信感は増す一方で、現実と妄想の区別が曖昧になり、彼女は自身の感情や行動のコントロールを失っていきました。私はただ翻弄されるばかりで、何も出来ませんでした」と振り返った。

 また、生前の藤さんについて「誤解されることの多い彼女でしたが… とても怖がりのくせに鼻っ柱が強く、正義感にあふれ、笑うことが大好きで、頭の回転が早くて、子供のように衝動的で危うく、おっちょこちょいで放っておけない、誰よりもかわいらしい人でした。悲しい記憶が多いのに、母を思う時心に浮かぶのは、笑っている彼女です」と偲び、「母の娘であることを誇りに思います。彼女に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです」と締めくくった。

 また、「沢山の暖かいお言葉を頂き、多くの人に支えられていることを実感しています。ありがとうございました」と、関係者やファンへの感謝の気持ちもつづっている。




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今度は左手、トホホ、人体実験の材料にするしかない

2013-06-05 19:30:59 | 本日の無惨
現在、徳さんの左手の親指の付け根が腫れ上がっている。
慢性疲労性弛緩性脱臼による炎症、ということにでもなるんだろうか?

ちょっと、患者さんへの施療に差し支える程度になってしまっている。
この間の患者さん、ゴメンね。
どっかで、落とし前を付けるからね。
でも、その落とし前が恐怖の対象だったりして、、、。

この世界では、施療士が親指を傷める事は、技術が下手な証拠とされる。
間違った方向から力を加えた積み重ねの結果なので、施療を受ける患者さんにとっても不利益だ、という見解による。

ご説ごもっとも、でも、現場はねえ~、、、。




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老人が車椅子を押すと、、、

2013-05-05 00:15:28 | 本日の無惨
徳さんは車椅子を押すことに関しては、かなりのベテランだ。
もちろん自称だが、、、、。

なにしろ、35年前、生まれて初めて車椅子を押した時に、Mさんを転げ落としてしまった。
たった一段の下りの階段をそのまま前へ進んでしまったのだ。
コロコロと前方に転げていくMさんを不思議な想いで、ただ眺めていた、、、。

まだまだ技術がおぼつかない頃、砂利道でSさんの車椅子を押していた時、突然、Sさんが前のめりに転げ落ちた。
砂利の中に大きな奴が紛れ込んでいて、それにけつまずいたのだ、、、。

それからかなり経って、階段の上り下りも一人でこなせるようになった時期に、螺旋階段の下りで、あと3段というところでN君ともろとも転落してしまった、、、。
閉店過ぎての時間まで互いに飲んだくれて、正規の階段のシャッターが閉じられ、非常用の螺旋階段しか利用できなかったのだ。
その時、己の能力に過信があったことは否めない、、、。
飲んだくれがやることではない。
顔をお岩にしてから反省した次第。

ということで、かなりのベテランの域にまで達しているはずの徳さん。
今日はへたばってしまった。

90歳になる母と青梅に行った。
駅近くの永山公園に行こうとした。
ここから300メートルの表示がある。
軽いもんだと思いきや、これが全行程急な上り坂。

あと100メートルの時点で、息は切れるは、腕は痛くなるわ、、、。
冷静な判断のもと、撤退させていただきました。

おのおの方、老々介護にはご用心あれ!