菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

息子から父親への手紙

2014年05月13日 | 日記
施設で暮らす夫が数日前から熱が下がらないので心配をしていました。
今回も職員さんから「入院」という言葉が出てしまいました。
私の見る限りでは、そんなに悪いとは思えないのです。
今日も朝一番で見舞いに出かけました。
職員さんが飛んできて「熱が下がりました」と報告が有りました。
お世話して下さるので丁寧にお礼をいいました。
そして看護師さんが、ドクターの指示を仰ぎ、病人に負担が少なくて済むように
お願いをしました。

壁に手紙が貼り付けて有りました。
長男が父親の誕生日に向けて書いて郵便で送った手紙でした。
珍しいな~と思い、読ませてもらいました。

息子として父親に何もしてあげていない詫びと、子供のころ家族で行ったキャンプ、
釣りを楽しんだ事、カブト虫の捕り方を教わったこと。
初めて家を離れて、会社の寮に入ると決まった時、二人だけで居酒屋へ行きお酒を飲んだ事など、
思い出をつづってありました。
現在、中学生の息子の反抗期に手を焼いていて、父親の気持ちが分かるのと同時に、
自分は子供のころ、どうだったのか?振り返るいいチャンスになったようです。

一通り読み終えて、私たち両親に育てられて極々平凡では有るが正しく生きている事に
親として、この上ない喜びを感じた一瞬でした。

コメント (4)
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