「カーネーション」の脚本を書いた渡辺あやさんについて、3回目です。
ドラマをみられた方は、この老死が主要なテーマになっていたことを感じられたと思います。
昭和の前半は戦争で多くの方がなくなりました。
糸子も多くの知り合いを失いました。
また自分が成長するに従い、頼りにしている人々が老いていき、自分が支える側になっているという自覚が画面に溢れていました。
渡辺さんは、どうして小篠綾子さんが . . . 本文を読む
渡辺あやさんは、信念持っている人ですね。
インタビューの間に「絶対!」という言葉が繰り返されます。
「絶対ということは絶対ないということが絶対だ」という考えの人には胡散臭く感じるかもしれませんが。
しかし、彼女の「絶対!」が「カーネーション」を人気ドラマにしたことは間違いありません。
では彼女の「絶対!」とはなにか。
「人の中には、どんどん暗く落ち込んでいく流れもあれば、そこから立ち上がり . . . 本文を読む
「カーネーション」に出演した役者さんが口を揃えて言いました。
「脚本がよかったから演じられた」
脚本家と出演者のよき連携が 映像となって 見るものの心に届く。
朝日新聞4月4日付のインタビュー欄に渡辺あやさんが登場している。
その記事を読みながら書いてみたい。
「カーネーション」は 小篠綾子さんをモデルにしている。
けれども、渡辺あやさんは、小篠綾子さんを描いているわけではない。
小原糸子と . . . 本文を読む
カメラマンの河田雅史さんは岡山県総社市在住です。
4月3日付朝日新聞岡山版にインタビュー記事が掲載されていました。
3月にはニューヨークで写真展も開かれました。
河田さんを知ったのは、岩手県大槌町の震災直後の写真です。
がれきの中を走る電気自動車とその後方に建物の屋上に船が乗っています。
ご存知の方も多いのでは。
実はこの写真がニューヨークタイムズに掲載されて世界に広まったのです。
電気自 . . . 本文を読む
天満屋といえば、岡山市に本店のある地方百貨店です。
最近では女子陸上部が有名ですね。
ロンドン五輪には長友選手が出場します。
現在、天満屋の本店は岡山市表町にあります。
しかし出身地は西大寺です。
会陽(裸祭り=日本三大奇祭)が行われる観音院の門前町に「天満屋呉服店」跡があります。
その裏手に伊原木邸跡があり資料館になっています。
明治以前から富を蓄えていたことがわかる広大な敷地です。
資料 . . . 本文を読む
今日は西大寺に行きました。
あの会陽(裸祭り)で有名な観音院を参拝しました。
観音院も素晴らしいのですが門前町は昭和の雰囲気を残しており、映画のロケでよく使われています。
最近ではNHKドラマ「とんび」、ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕陽」などです。
昭和三十年代以降、街の発展が進まなかった故に、昭和を感じさせる街並みが残ったのです。
活用次第では大きな財産になります。
左の . . . 本文を読む