ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

看取る

2013-01-23 | ほとほと日記
今日は入居者のご家族と看取りに関する重要な話をした。

看取るとはホームで亡くなることをあらかじめ決めることだ。

老人ホームは人が亡くなりやすいところではあるが、ご家族を相手に初めから亡くなることが前提の話をするのはやはり難しい。

今まではホーム側も最期は病院で…という気持ちが強かった。
でもこれからは施設で看取るのが当たり前の時代になっていくと思う。

まだまだ慣れないことばかりだが、少しずつ経験を積み上げ、気持ちを深めて行きたい。

果報者

2013-01-23 | 祈り
昨日、姉が温かい掛け布団を送ってくれた。

今までは毛布二枚と薄い掛け布団だったが、ずっと暖かい。

私は果報者だ。神様のおかげだ。

何があっても頑張っていかないと。

深呼吸。

主の祈り。

佳日

2013-01-22 | 家族
今日は良い休日だった。

まず朝一番で男性更年期障害のホルモン療法を受けに行った。
それ自体は費用も掛かるし別に良いことでもないが、医師にま「この療法はいつまで受けられるのか」と訊いたら、「副作用が出なければ無制限に」と答えたのだ。
ネットで調べたときは「最長三年」というような文献を読んだので少しホッとした。
もちろん費用が掛かるのでそんなに長くは受けたくないが、ひとつの可能性を閉じられなくて良かった。

通院から帰って来ると、母と姉が訪れて来た。
今日は姉からスーバーの買い物で溜まる一方の ビニール袋の畳み方を教わった。
大きな袋も細長く畳んでクルクルと巻くと手裏剣のように小さくなってしまう。
今まで汚ならしく部屋を占領してたのが、綺麗にまとまった。

その他にも色々良いことがあった。

そして、スポーツクラブでいつもよりちょっと速度を上げて走った。

身も心も温かくなった一日だった。

老いる

2013-01-21 | ほとほと日記
今日は入居予定の方と事前に面談すると言う大切な仕事があった。

私の働くホームには立派な経歴の入居者が多いけれど、今日お会いしたのはそのなかでも指折りの部類に入る方だった。

奥様も大変に上品で教養、社会的地位とも高い方で、なぜ私のような者がこういう人たちと関われるのか不思議な感じがした。

昨日だったと思うが、NHK で「漂流する高齢者たち」という番組をみた。
そこには80代後半になって伴侶を失い住む家もなく行政の世話で1ヶ月のグループホームを転々とする男性の姿が扱われていた。
その男性は元運送業で都営住宅に40年住んでいたという庶民派だったので、共感を抱いて見ていた。

人が老いることはお金持ちもそうでない人も変わらない。

何よりも幸せなことは、家族と温かい時間を過ごすことだ。

母や父と一緒に食事ができることがいかに幸せなことであるかを、改めて思った。

祈り

2013-01-21 | 信仰
主よ。

どうか私をお守り下さい。

私には力も富も知恵もありません。

ただ、愛してくれる家族がいます。

家族もお守り下さい。

とても疲れ、不安ですが、何とか生きて行きたいです。

日ごとの糧をお与え下さい。