ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

老いる

2013-01-21 | ほとほと日記
今日は入居予定の方と事前に面談すると言う大切な仕事があった。

私の働くホームには立派な経歴の入居者が多いけれど、今日お会いしたのはそのなかでも指折りの部類に入る方だった。

奥様も大変に上品で教養、社会的地位とも高い方で、なぜ私のような者がこういう人たちと関われるのか不思議な感じがした。

昨日だったと思うが、NHK で「漂流する高齢者たち」という番組をみた。
そこには80代後半になって伴侶を失い住む家もなく行政の世話で1ヶ月のグループホームを転々とする男性の姿が扱われていた。
その男性は元運送業で都営住宅に40年住んでいたという庶民派だったので、共感を抱いて見ていた。

人が老いることはお金持ちもそうでない人も変わらない。

何よりも幸せなことは、家族と温かい時間を過ごすことだ。

母や父と一緒に食事ができることがいかに幸せなことであるかを、改めて思った。

祈り

2013-01-21 | 信仰
主よ。

どうか私をお守り下さい。

私には力も富も知恵もありません。

ただ、愛してくれる家族がいます。

家族もお守り下さい。

とても疲れ、不安ですが、何とか生きて行きたいです。

日ごとの糧をお与え下さい。