久しぶりのお参り

今日は仕事は休みだったが、資格の研修のために府中市まで行って来た。

私の住んでいる駅からは都心と反対方面の電車に乗るので空いているかと思ったら、とんでもなかった。

昨日の大雪の影響で電車が遅れたせいもあったが、途中で乗った南武線は凄まじく混んでいた。
満員の通勤電車に耐えられるようなエネルギーは私にはない。今日は特に混んでいたようだが、それにしても一般のサラリーマンはつくづく戦士だと思う。

念のためずいぶん早く家を出たのたが、府中に着いたときはけっこう開場間近だった。

それでも、私は大国魂神社に寄った。

今はS 区にいるが、その前の約八年間、私は府中市に住んでいた。

その頃は何かとこの神社に行って手を合わせたものだ。

千数百年の歴史をもつという由緒ある神社で、盛大に山車や大神輿が並び歩く五月初めのくらやみ祭りは有名だ。

社殿は大きく立派だし鳥居は高いし、参道は広い。
おまけにケヤキなどの樹木が豊富だ。

久しぶりに手を合わせて、つくづくありがたくなった。

人間の精神には、こういう自然に溢れた宗教的空間が必要だと思った。

少なくとも、私の脳には。