ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

水脈

2018-12-16 | 信仰
今日も仕事はお休みでした。


久しぶりに教会に行き、ミサに与って来ました。

今日は待降説第三主日でした。

洗礼者ヨハネが、自分をメシアだと思う民衆に対して、「後で私よりも優れた方が来られる。私は、その方の履き物の紐を解く値打ちもない」という有名なフレーズを語る場面が読まれました。


洗礼を受けて今年で20年になります。

私はせいぜい月に1度ミサに与るくらいの不勉強で不熱心な信者ですが、やはりミサに与ると少し心が癒されます。

それは、ミサでイエスキリストの誕生から受難、そして復活の物語に触れることが出来るからだ…と改めて感じています。


卑近な話ですが、このところ職場で不条理を感じることが多く、心が折れそうになります。

私だけでなく、高齢者介護の現場にはそういう労働者がとても多い。

それは今に始まったことではありませんが、加齢で心身が少し弱って来ている私には、よけいにそう感じるのだと思います。


メシアが理不尽に死に追い込まれ、そこから復活する新約聖書の物語は、そんな乾き弱った心には、ありがたい水脈のように感じられるのです。

明日からまたツラい仕事が待っていますが、何とか一日ずつやって行くしかありません。