ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

新駅名

2018-12-08 | ほとほと日記
今日は仕事がお休みでした。


ネットニュースを見ていたら、山手線の新駅の名前が「高輪ゲートウェイ」に決まった…と出ていました。

ところがこの駅名が大不評で、撤回を求める声がたくさん出ている…とのことです。

確かに、山手線新駅の名前としてはどうかなあ…と私も感じます。

従来の山手線の駅名は全て漢字だけで、由緒ある地名をそのまま取ったものが多いだけに、英単語のカタカナ表記を使うのはいかにも安っぽくてそぐわない印象です。

私鉄や地下鉄の新駅だったら何とも思わないけれど…。


多くの人がそうだったように、私も約30年前の「E電」騒ぎを思い出しました。

国鉄が民営化される際に、従来「国電」と呼んでいた首都圏の路線の通称を「E電」とします…とJR東日本が発表し、批判がたくさん出ました。

私も(何だそりゃ?)と驚いたものです。

E電は正式に撤回されてはいないと思いますが、誰も使わないためすぐに消え去り、今は皆「JR」と呼んでいるのでそれが定着したようです。


駅名は固有名詞ですから別の名前で呼ぶわけには行きませんが、恐らく「高輪ゲートウェイ」という長たらしく品のない名前でなく、「高輪」と略して呼ばれるのでは…と思います。

今回の新駅名は公募もして、「高輪ゲートウェイ」は130位だったそうですが、なぜ130位の名前を選ぶのかも分からない。

誰もが思うように、恐らくもともと決まっていたのだろうなあ…と感じます。

それなら初めから公募なんて体裁を取らなければ良いのに。


色んな大人の事情があるのでしょうが、何だかなあ…と思うのでした。