ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

抑うつの理由

2018-06-04 | ほとほと日記
今日から三日間は仕事です。


今朝は四時半前に目が覚め、そのときはとても悲しく憂うつでした。

その後、朝食を食べたりテレビ体操をしていると少しずつ気分が回復して来ました。

どういう状況のときに気分がどうなるか…を出来るだけ把握しておかなければと思います。


私は中学生の頃には抑うつ感が強く、それから今までずっと来ていますが、年代によって内容が変わって来ています。


ずっと続く一番の要因は、人間として、男性としての欠落感です。

その実質はブログは愚か親兄弟、友人、精神科医にも言えない、言わば墓場まで持って行くしかない根源的な悲しみです。


二番目の要因は、将来への不安感で、今では老後生活への不安が強い。

これは比較的普遍の悩みなので、似た境遇の人たちとは悩みを打ち明けることがある程度出来ます。


三番目は、加齢から来る喪失感です。

若い人たちといると、もう自分は彼らが持っている「時間」「機会」「可能性」を喪っているのだ…としばしば思います。

老人ホームの入居者は基本的に喪失感がある方ばかりなので、ある意味私にあった職場なのだと思います。


でも、抑うつ感に対する根本的な対処法はなく、結局は一日ずつ現実を生きて行くしかありません。

今日も、一日。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。