ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

訃報に接して

2018-02-22 | 独居中高年
今日は仕事はお休みでした。


このところ、仕事があってもお休みでも、ずっと冬季オリンピックを楽しく見ていました。

でも、昨日、俳優の大杉漣さんが亡くなった…という知らせには驚きました。


私は、大杉漣さんの出ている作品をそんなにたくさん見ているわけではありません。

まだ66歳と言う若さで、仕事もバリバリされて、大きな病気もなかった方が急逝されたことに衝撃を受けたのです。

報道によると、仕事先のホテルで腹痛を訴えて病院に運ばれたものの、そこで亡くなられた…とか。

症状が出てから対応までにそれほど遅れたとも思えないのに亡くなられたことに、何とも言えない厳しさを感じます。


特別の既往歴がなかったのに、急に脳や心臓の病気で入院や手術をした…という高齢者に会うことは珍しくありません。

そういう方たちは「もう入院が少し遅かったら命に関わっていた」としばしば言われます。

ということは、60代以上にもなれば、誰にも急変が起こりうる…ということでしょう。

発見から対応までの速度が命の境目になる。


独りで生活しながら老いていくリスクと不安を改めて思います。

あと一年三ヶ月で私も60代になります。

部屋で急変した時に、何とか外部の人なり機関なりに繋がる方法が必要だな…と改めて思ったことです。