競争社会

今日から4日間仕事だ。
毎日重要な仕事があるから緊張している。

昨日は仕事が休みで、『マネーボール』という映画を借りてきた。

メジャーリーグには、選手の獲得や基本的な戦略を決めるゼネラルマネージャー(GM )という役職がある。

予算が多い金持ち球団が勝つことが多い中、貧乏球団のGM がそれまであまり重視されなかった数値(出塁率など)や戦術で評価の低い選手を集め、誰もが思いもよらなかった快進撃をする…という実話に基づいた作品だ。

私はメジャーリーグが好きなこともあり、とても面白かった。

プラッド・ビットが主演だが、選手としては失敗したが何とか強いチームを知略と情熱で打ち負かしたい…という男の姿を好演している。

面白かったけれど、アメリカがいかに成功に価値を置く恐るべき競争社会か…も伝わって来て、怖くもなった。

強いチームを作るためには、簡単に選手は売り買いをされる。

今日から君は別のチームの選手だ…と連絡先の紙切れを渡され、すぐに自分のロッカーを片づけなければならない。

よほどタフでなければつとまらない世界だ…と痛感した。

国も仕事のレベルも全然違うけれど、今私は慣れた職場で働くことが出来ている。

それはとても幸せなことに違いない。

とにかく、一つ一つの仕事に当たって行こうと思う。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが実りある休日を過ごせますように。
4日間の仕事を無事に終えますように。
お祈り致します。