雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

アホな話

2015年10月31日 | 回想録
 毎年、秋鮭が出回る頃になると思い出すことがあります。

 高1の時の現国の教科書に、鮭を取る漁師の話があったのです。

 その話は、漁師の優しさというものにスポットを当てていて、最後のくだりでは、「産卵のために川を遡上する鮭が、浅瀬の川底の石に削られて身体がボロボロになる前に取ってやる漁師の優しさ」を説いていました。

 私は、このくだりに何とも我慢がならず、先生に、「この作者は偽善者ですよ、鮭が産卵して身体が痛んでしまってからでは商品にならないから、浅瀬を遡上する前に取るだけでしょ、それに鮭の立場から見たって、産卵という種の保存の営みを道半ばで阻まれるというのは無念じゃないですか、これのどこが優しさなのか理解できません」と食って掛かりました。

 先生からは、「捻くれた考え方だ、もっと素直になれ」というような内容で叱責を受けました、その日を境に現国の授業と先生が嫌いになったのは言うまでもありません。

 こんな平安貴族を養成するような教科書で授業を受け続けていたら、「平和ボケ」するのが当たり前ですね。

 今でも、この話、教科書に載ってるのかなぁ?


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5 コメント

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高1かあ (katsu)
2015-11-01 10:37:26
そもそも高1の現国にそんな話、あった
まったく、記憶無しです。

漁師の優しさ、いろんな視点はあるよね。
一方的な考えの押しつけ授業、思い出すなあ
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記憶が無いのは ()
2015-11-04 08:18:41
Katsuさんの定休日と重なったからじゃないですか?
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うーーん (katsu)
2015-11-04 10:58:23
一年の頃は、定休日も少なかったけど・・・
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そうだね ()
2015-11-04 12:53:11
福田・笠原・松本状態になったのは、高3の今月だものね
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はてな (katsu)
2015-11-04 22:57:45
まったく、理解不能
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