雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

ギリ セーフ

2016年03月19日 | 徒然
 大分前にまとまっていた商談があって、物品も発注し、あとは納品日を待つばかりとなっていたのですが、今になって取引先のお偉いさんが、「この仕様ではダメだ、従来の仕様でなければ納品は受け付けない」と言い出したという一報が飛び込んできたのです。

 うちとしては、万が一、この案件が破談にでもなったら、莫大な過剰在庫を抱えることになって、にっちもさっちも行かなくなってしまいますので、発注した物品で何とか従来仕様に対応できないものかと、あの手この手を打ってみたのですが、いずれもうまくいかずに八方塞がり状態に陥ってしまったのです。

 自分では、これ以上どうすることもできなくなってしまいましたので、最悪の状態を覚悟しつつ、一縷の望みに賭けて、取引先のお偉いさんに直談判を試みました。

 最初は、全く相手にしてもらえませんでしたけれど、事の始まりから些細なことまで漏らさずに粘り強く説明したところ、今回のアクシデントが自社の情報流通のパイプ詰まりにあるということが解ったらしく、「非はうちにありました、当初の仕様でお受けします」と言ってくださったのです。

 いやぁ、話の判る方で助かりましたねぇ~、一時はお先真っ暗になって、社員たちにどうやって説明すればいいのか、職場崩壊を防ぐ策はあるのか等々、いろんな思いが駆け巡って頭が破裂しそうになってましたから。。。

 このところ、こんなギリギリの駆け引きを迫られる案件が続いていて、結果的には、いずれも良い方向に転んでいますので、「終わり良ければ全て良し」と言いたいところですが、たまには何のアクシデントもなくスムーズに物事が運んでくれないものか、という思いで一杯なのが本音ですよ。

 ああ~良かったぁ~
コメント
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