天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

6月25日KBJ句会

2024-06-01 04:49:05 | 俳句




写真の桑の実は多摩川産。多摩川で桑の実は5月中旬から熟し25日ごろがピーク。6月に入ると白い実はもはや紫に変化せず落ちてしまいます。仙台の人がこれを知って驚きました。当地では6月が旬とのこと。
いよいよ夏が本格化します。梅雨という鬱陶しいのも6月の特徴でしょうか。
暑さ、鬱陶しさに負けず俳句を志す方、句を持って集まりましょう。
生まれも育ちも性別も学歴も流派も問いません。有季定型であるなら。言葉で遊び自分の世界を広げたい人、また他人の作った世界を理解しようとする方はどなたも歓迎いたします。句会はせわしい日常からトリップするひととき。遊山気分で西国分寺へお出かけください。

【日時】6月25日(火)13:30~16:00

【会場】多喜窪公会堂
    中央線西国分寺駅から南へ450m

        


【出句数】1~8句(以下の兼題1句を含む当季雑詠
時間短縮のためあらかじめ短冊に書いてくることを希望します。

【兼題】数字を読み込む
例句
  壷焼やいの一番の隅の客 石田波郷
  妻二タ夜あらず二タ夜の天の川  中村草田男
  緑陰に三人の老婆わらへりき 西東三鬼
  みづうみに四五枚洗ふ障子かな 大峯あきら
  鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 与謝蕪村
  七五三水の桑名の橋わたる 藤田湘子
  要なきに十まで覚え手鞠唄  能村登四郎
  ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに 森澄雄
  祇園会や千の乙女に千の櫛 有馬朗人 
  悴む手女は千も万も擦る 山口誓子
  冷房裡器械は億を計算す 滝春一
湘子から数字を季語にした句を引きました。夏には「四万六千日」がありますがこれも可とします。湘子は「題を季語で使うな」と言いましたが。波郷の「いの一番」は湘子の好きな句でした。

【指導】天地わたる(鷹同人)
点の入らなかった句についても見解を述べるとともに、メンバーの意見を伺います。

【参加費】1000円

【参加したい方】
ブログに書き込みをするか、youyouhiker@jcom.home.ne.jpへご一報を。

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