氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

天下多忌諱 而民彌貧

2006-10-22 00:01:04 | 名言

老子の名言です。
「天下に忌き多くして 民いよいよ貧し」
法律や条令の類が増えれば増えるほど民の生活はいよいよ貧しく成り管理や締め
付けを厳しくすれば社会全体が閉塞感に覆われる。
人々の創造性や社会の活力が低下し生活水準も停滞してしまう。

老子は又、このようにも述べています。
「技術が進めば進むほど社会は乱れ、人間の智恵が増せば増すほど不幸な事件が
絶えず、法令が整えば整うほど犯罪者が増える」
なんだか現在の状況に良く似通っていると思います。
老子は紀元前の昔に2000年後の現代を予言していたのでしょうか?
過去の哲学者の優秀さと現代の人間の愚かさの対比に驚愕します・・・
我々は何をして来たのでしょうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿