氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

臨難勿苟免

2006-12-18 00:02:42 | 名言
「礼記」の名言です。
「難に臨んではいやしくも免れんとするなかれ」
災難は誰しもが逃れたいものです。
しかし困難から逃てばかりいたのでは如何なものか?
要領良く逃げる事だけが解決にならない場合も有る。

自分の信ずる事や義に叛く事で困難な状況になれば逃げるべきでは無い。
艱難辛苦に挑む氣構えも忘れては成らないのです。
難を転じて福にする喩えも有るのだから・・・

陰陽思想では禍の中にも福の小さな芽は抱合されている。
当然ながら福の中にも禍の小さな芽も含まれているのです。
福ばかり追って難を避けても禍の種は成長し災難が降りかかる。
此の世で起きるすべての事は絶えず変化変転しているのです。
だからこそ難に臨んだ時に敢えて逃げる事無く泰然自若と向かいたい。

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