氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

少即得 多即惑

2006-10-24 00:24:23 | 名言
老子の名言です。
「少なきは得 多ければ惑う」
少ない物は得る事が出来て多い物は惑い得る事が出来ない。
ここで言う多少は物品の多少ではなく人生の目標の多少です。
財産、地位、名誉、知識、家庭、健康、・・・etc。
人の欲望や欲求には際限が有りません。
一つも手に入ら無いのに又他の物も手に入れたくなり挫折するまで突き進みます。

「二兎を追うものは一兎も得ず」
今何を必要としているのかを明確にし目標を絞り込んで惑う事無く手に入れる。
目前の物を確実に自分の物にする事です。
そんな生き方をすれば求める事無く自然に得られる様に成ります。