氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

あいやこ

2006-10-06 00:13:00 | 懐かしい言葉
「あいやこ」も死語になりました。
品物を「共同で」とか「仲間で」使う意味です。
昔は皆が貧しくて品物を個人一人で独占して使用する事は少なかった。
雨傘や長靴、自転車なども家族や兄弟共同で使います。

私は一人っ子なので独占出来ましたが兄弟が多い家庭では「あいやこ」でした。
漫画本や野球のグラブ、バットなども同じく共同です。
社会性や協調性が「あいやこ」で養われたのでは?

個人が何時でも何処でも好き放題に使うのが当たり前に成った・・・
便利な事は否めませんが我慢や辛抱は養われません。

PC、TV、電話、自動車、etc・・・全てが個人的に何時でも使用出来る。
でもこれで良いのだろうか?
私は家族や夫婦共同でシエアしながら使う事も考え直したいと思います。
此れからは懐かしい「あいやこ」を復活させたいと考えている・・・