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154348 マスコミの捏造報道は地域医療の破壊のみならず社会全体をも破壊させかねない

2007年06月14日 | マスコミによる共認支配の怖さ
154348 マスコミの捏造報道は地域医療の破壊のみならず社会全体をも破壊させかねない
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 07/06/14 PM08


『マスコミが破壊する医療と自業自得』リンクより転載します。
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新聞・テレビ・雑誌は、真実を伝える公器であるという認識は誰でも持っていますが、ではそれが実行されているでしょうか?

<放送法第一章の二 放送番組の編集等に関する通則>第三条の二には以下のような記載があります。

三:報道は事実をまげないですること。
四:意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

上記の2項目を前提に以下の報道をお読み頂きたいのです。

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『マスコミもひどい』(高木東京大学医学部教授)
『緊張をほぐすために手術中に冗談を言ったりする。穴は吸引のためチューブにあけたもの。健康番組に限らず、テレビは真実を伝えていない』
ここで取り上げました事例は、子供の時に2回、先天性心臓病の手術を受けた29歳の患者の様態が悪化し、大動脈弁手術後、結果甲斐なく亡くなったことに対して遺族が死亡したのは医療ミスと訴えたのです。この訴えを民放テレビ局が特集を組み、この特集番組の中で手術中のVTR(延べ10時間)を恣意的に短時間に編集し、内容を誤った方向へ導いていったことへの怒りの言葉になっているのです。

ただ、実際に手術ミスがあったのかなかったのか分かりませんし、大学病院ですからインターンを教えるための色々な“実地研修”を行ったのかも知れません。それでもマスコミの今の報道姿勢は、病院(医師)は悪=100%失敗は許されない=失敗をする医師・病院は逮捕されるべき、という結論で医療事故を追及しているようにも見えます。

ある医師はこのように言われていました。『人間の体は皆違っていて開けてみないと分からない部分も多々ある。これを解決するには“経験”しかないが、今の環境でどれだけ“経験”を積めるというのか?教科書だけで人間の手術が出来るとマスコミ・国民は思っているとしたら、早晩手術をする医師はいなくなってしまい、医療が崩壊することになる。それでも国民は良いのか?』

医師は失敗は許されないとしたら、本当に手術する医師は居なくなってしまうでしょう。患者からすれば、何とか助かって欲しいと思うのは誰でもそうでしょうが、人間がやることに100%完全などあり得ないのです。特に、人間の体は100人居たら100人違うとも言われており、更に患者の体力・体調も違います。それらを全く勘案せずに、医療事故、医療ミスと騒げば一体どうなるでしょうか?

マスコミや警察・検察の方や家族が手術を要する事態に遭遇した場合、医師から『あなた方は万一患者が亡くなった場合、我々医師を医療ミスとして逮捕するでしょう。そのような逮捕されるリスクを犯してまで手術はしません。』と言われたらどうなるでしょうか?

実際問題として、医師の方の理念は高く人を区別して手術する、しないを分けることはないと思いますが、今後マスコミ・警察等が杓子定規に患者死亡=医療ミス=医師を拘留・逮捕等をするのであれば、医師が『自衛』として手術拒否をすることも充分あり得る筈です。これが強いては医師の能力の低下を招き、結果として国民としては何も良いことはありません。

今の厚生労働省の医療問題への取り組み姿勢は、医療費を削減することだけに眼目が置かれていますが、もっと現場の医師・医療現場のことを考慮するべきだと言え、マスコミ・警察はもっと医療の実情に即した対応をするべきではないでしょうか?このままいけば病院で手術が受けられなくて助かる患者も助からなくなる日が来るかもしれません。そんな日が来ても良いのでしょうか?
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マスコミの捏造報道は、地域医療の破壊のみならず社会全体をも破壊させかねません。

 

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