Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

MIDIアイテム

2015-01-05 05:57:25 | 楽器、PC


昨今、制作作業、システムに於いてMIDIケーブルの出番は随分少なってきました。
殆どがUSBケーブルに取って代わり、アレだけあったMIDIケーブルどこ行っちゃったんだろうてな感じですね。

でも、MIDIケーブル全盛期に活躍したこんなMIDIアイテムはまだまだ現役なのです。
特にライブなどで。

足周りを固めるMFC1
単にプログラムチェンジを送るだけでなく、CCナンバーを仕込んでコントロールチェンジ信号なども同時に送れたりします。フットコントローラーやフットスイッチの端子もあるので、デジピなどをマスターにしてもエクスプレッションペダルなどを増設できる訳です。

手元を固めるMCS2
任意のMIDI機器に繋げば、ちょっとしたマスターキーボードと同等の機能を追加できる優れもの。
それぞれにアサイナブル可能なスライダーx2、スイッチx3、フットコントローラー端子x2、フットスイッチ端子x2とアイデア次第で結構な事ができる豊富なコントローラー群を装備しています。
ピッチベンドとモジュレーションホイールも装備されてるので、一般的な家庭用デジピでもしっかりマスターキーボードになっちゃいますね。



しかも、MIDI INが二つ装備されており、これらをマージしてひとつのMIDI OUTから出力されます。
パソコンのマルチ音源(MainStage等)で複数のMIDIチャンネルに割り振ったパートも、ひとつのMIDI IN(外部鍵盤)からではどれかひとつのパートしか鳴らせませんが(鍵盤側で他チャンネルのスプリットでもしない限り)、こんな時にそれぞれ1chと2chに振り分けた二台の鍵盤をマージして送ってやれば同時に複数チャンネルのパートを演奏できます。

このマージ機能、気の利いたシンセなどに稀に装備されてはいますが、意外と少ないものなので重宝します。



最近のDTM向けの小型キーボードなど、サスティンペダル端子だけでエクスプレッションペダルは使えないものなど多々見かけますが、リアルタイムで入力する派にとってクレッシェンドや表情付けるのにペダルは欠かせないんですよね。

中古でも数千円ですから、見かけたらゲットしとくと役に立つかも👍


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