例によってDIYです
けっこう他人任せな生き方なんですがDIY(Do it yourself)です
あー…しかし今回はつかれた…
何って、たかがスタンドの修理なんですがアルティメイトの定番キーボードスタンドAX-48B
もう猫も杓子も…なド定番スタンドですね
始めて目にした時はその斬新なデザインにそりゃビックリしたもんです
うちにあるこのアルティメイトは10年以上も前に先輩のキーボーディストの方から譲って頂いたものですが、そりゃもう現場で酷使されたモノで、キズはあたりまえだしセッティングの為のバミリやガムテなどでかなりキテるシロモノでした
もらったはいいが、実際のところ自分では使う機会もなくそのままの状態で保管しっぱなしだったのですが、近々予定しているスタジオでお客さんが使えればと思い何とか使用に絶えれるまでに復活させてみようと取りかかったわけです
ガムテでベタついてるところはシール剥がしなどで落とせるのですが、もう一部ではカッチカチに固まっていてもはや削るしかない状態
もう既にキズだらけなので構うことなくガシガシペーパー掛けしていきました
汚れは落とすことができますが、実際に使用するにあたって一つ致命的な欠陥があります
足下手前にある転倒防止の為の部品が欠損しているのです
これがないと重めのキーボードをガンガン弾いた時に手前に倒れやすくなるんですね
もともとこのスタンドの構造的欠点ではあるのですが、その欠点を補うようにいかにも跡づけされたようなパーツです
まあ、自分で使う分には何か咬ましたりして気をつけてればいいのですが、人様にお貸しするとなるとそうもいきませんからね
幸いこの部分のパーツをヤフオクで仕入れられたのでよかったのですが、これを取り付ける受け側のパーツは見つからず、どうにか固定させる手を考えねばなりません
本来なら、パーツ本体と受け側のパーツのギザギザが噛み合ってネジを締めればズレないようになっているのですが、とりあえずその付近にあるネジ穴にただ固定しただけだと案の定ギザギザがないので負荷が掛かると簡単にズレてしまいます
本来はネジを緩めて位置調節できるのですが、もはやその機能は捨ててガッチリ固定できることに重点を置かねばならないようです
そこで、このスタンドのハンドル部のパーツと一つだけ開いてるネジ穴を使って、一本(金色のネジ)をズレないよう固定する為に、もう一本(シルバーのネジ)はパーツを本体に貼付ける為に利用することに
金色のネジがうまくパーツに引っかかるようにパーツの裏の溝を半田ごてで焼きながら拡張しました
なかなかいいポジションに固定できたのですが、実際に板の間に置いてみるとまだもう少し位置を下げたい
金色のネジが引っかかるとこへ詰め物をして調節していきます
これでなんとか板の間などフラットなとこでは丁度いい位置に固定できました
微調節はできませんけどスタジオの中だけで使うには十分でしょう
たった小さな部品の為に使えないのはもったいないですからね
DIYしましょう
しかし、近所のドイトはドン・キホーテと同じ敷地にあり深夜二時までやってるのでちょっとネジ買いに行ったりするのに便利です
んで、ついついドンキにも行っちゃうのよね
と思ったら同じ会社らしい…商売がお上手で
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