月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

ひめかばいろたけ写真くらべ

2013-08-19 20:56:42 | 撮影
キノコの写真を撮るときは、たいてい何枚か撮って、そのなかで一番いいのを選ぶわけだけど、これが意外に大変な作業で。絞りや露出やアングルを多少変えるにしても、同じキノコを撮ってるわけだから、そんなに変わるわけがない……と思いきや、これがぜんぜん違う。

たとえば上の写真。同じキノコをほぼ同じアングルで撮ったものだけど、右は左より1分遅れで撮ったもの。たった1分で、これだけ違う絵になってしまう。なんでこんなに変わってしまうのか。絞りや露出は少しいじったけど、それよりも決定的に絵を変えてしまうのが光の加減だ。

左は朽ち木もキノコも日陰に入っている状態。右はキノコの周辺にだけ木漏れ日がさした状態で撮った。

どちらがいいか悩む。左は光が柔らかく回っていて、キノコ自体をうまくとらえているが、インパクトはない。右は、コントラストや色彩が強く、ぱっと見はいいが、キノコ自体はとらえきれてない感じだし、キノコの影もはっきりしすぎていて、ちょっとうるさい。

たぶんこれは好みの問題になる。正解はない。

自分は、キノコの橙色とバックの緑色の対比を捨てたくないので、右をとる。



やっぱ正解あった。両方ボツ(-_-;)