図書館で借りて来た「評伝 ナンシー関/横田増生」を読了。
少し前にたまたま銀座阪急で彼女の展示会を見て、書棚にこの本を見つけて借りて来た。
彼女の単行本は初期から結構買っていたが、これは彼女の死後10年目に記されたもの。
著者が細かに取材した後も伺え、なかなか読み応えがあったのが読後感。
彼女を知るようになったのは、ミュージックマガジンに連載されていた
えのきどいちろうのコラムの消しゴム版画だったように記憶している。
暫くして同誌の表紙も何年か手鰍ッるようになった。しかし彼女がその消しゴム版画と共に
コラムに文章を添えるようになってより一目置くようになっていった。
チョット毒を含ませた批評眼はワタシのツボを突いた(笑)。言葉の選び方も秀逸だった。
長く愛読していたので突然の死は驚きであった。今でもテレビ批評はいくらでも目にするが
彼女の様な人は出てきていない感じがする。
かって対談のコンビを組んでいたリリー・フランキーがイラストと文章から一歩引き
MCと役者の顔が強くなったのは残念だ。彼女の毒を彼に次いで欲しい感じはしていたのだが。
ナンシー関、今も生きていたら何を語っていたのだろう。
少し前にたまたま銀座阪急で彼女の展示会を見て、書棚にこの本を見つけて借りて来た。
彼女の単行本は初期から結構買っていたが、これは彼女の死後10年目に記されたもの。
著者が細かに取材した後も伺え、なかなか読み応えがあったのが読後感。
彼女を知るようになったのは、ミュージックマガジンに連載されていた
えのきどいちろうのコラムの消しゴム版画だったように記憶している。
暫くして同誌の表紙も何年か手鰍ッるようになった。しかし彼女がその消しゴム版画と共に
コラムに文章を添えるようになってより一目置くようになっていった。
チョット毒を含ませた批評眼はワタシのツボを突いた(笑)。言葉の選び方も秀逸だった。
長く愛読していたので突然の死は驚きであった。今でもテレビ批評はいくらでも目にするが
彼女の様な人は出てきていない感じがする。
かって対談のコンビを組んでいたリリー・フランキーがイラストと文章から一歩引き
MCと役者の顔が強くなったのは残念だ。彼女の毒を彼に次いで欲しい感じはしていたのだが。
ナンシー関、今も生きていたら何を語っていたのだろう。
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