Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

今を生きる奴ら

2024-09-08 22:44:59 | 音楽
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

本日、久しぶりにビルボード横浜へ。グソクムズとスカートのジョイントは大阪の後は横浜と、東京ではやらないのです。
「ネオ風街」と例えられるグソクムズとムーンライダーズのサポートも勤めるスカート(澤部渡)の組み合わせは興味深い。

バーガー齧りながら黒生の杯を重ねていると、定時の19:30に先攻のお初のグソクムズの登場。ギターx2、ベース、ドラムスの4人組。
軽やかに"夢にならないように"から始めたのか?
今年リリースのメジャー1stはギターの音が煌びやかになっていて、インディズのゆったりした音の方がどちらかと言うと好み。
この日は穏やかな音が沢山聴けて何か嬉しい。
"夏が薫る"、"夢が覚めたなら"何かが聴けたのか?ちょっと怪しい。
曲名あやふやなままに進むが良い感じ。はっぴいの系譜は少なからずあるのか。あっという間に35分で終了。

5分の休憩で後攻のスカートが出てくる。彼はアコギのソロである。以前観た時はバンド・セットでした。
先ずは"ストーリー"から始める。ソロなのでセットリストを決めずに気分で進めらしい。自虐的なMCを挟んで歌い進める。
新しめの"地下鉄の揺れるリズムで"、"波のない夏"、映画の主題歌の"君はずっときっと知らない"や"ODDTAXI"、
古めの"いつかの手紙"(だったか?)と畳み掛ける。どれもポップで素晴らしい。
更に"ブランクスペース"等を演って彼氏も35分で終了。何たる平等さ。

それでもアンコールはあり、グソクムズとスカートでエールの交換での共演が生まれた。
先ずはグソクムズの"グッドナイト"、そしてスカートの"湾岸線再訪"がスライドたっぷりで演奏された。
これで終わりかと思いきや、RCの"スローバラード"が更にカバーされた。これもスライドたっぷりのアレンジが効いた良い演奏でしてね。
アンコールは+20分。

現代のシティポップを堪能。確立された素晴らしい音楽ではなく、今を生きて前向きに積み上げている奴らの姿は尊い。
客入りは全然良くなかったが、ライブおたくのオヤジとしては彼らの今を支持してあげたい。




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