Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

10年の月日

2024-06-02 22:09:20 | 音楽

facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

間も短くブルーノート東京を再訪。この日はバンジョー夫婦のBela Fleck & Abigail Washburnを観に来ました。
老舗のジャズ・クラブながらジャンルに拘らないブッキングに感心します🤗
それに反しコロナ禍以降、チャージアップとまともに洋楽ミュージシャンをブッキングしないビルボード東京には、
顧客のニーズをよく考えて頂きたいものです😤‼️

このデュオは2014年にSFのHardly Strictly Bluegrassで観ている。
New Grass Revivalや自己のバンドFlecktonesで先鋭的なバンジョー・プレイを聴かせていたBelaが、
女性の歌伴みたいな事をしていた事に先ずはビックリした思いがある。二人のインストも何か凡庸に聴こえた。
あれから10年、この日はどんな印象を残してくれるのだろうか。

このプログラムで3日間は流石にキツイ様で、客入りは今ひとつ。
フロアでのアップグレードを勧められるが、それならビールを追加する方が好みですから辞退しました🤗
この日はいつもの右手から、ジャーキーとナッツを摘みながらビールを飲んでいた。

定時の19:30に客電が落ち、バンジョーを手に二人が舞台に上がる。バンジョーの音と共に彼女の歌が始まった。
歌詞からするとマーダー・バラッドっぽい?そして次曲では彼女はチェロバンジョーを手にする。
「タクミに借りたの」って小寺拓実?「チェロバンジョー好きなのよ」と彼女はのたまう。
「数ヶ月前に父が亡くなったんだけど、彼はいつも私の全部のCDを持ち歩いてた。彼は私の1番のファンだったのよ。
カフェや街頭でこれ俺の娘のCD何だよといつも自慢してたわ」と嬉しそうに話す。
「友達のトニー・ライスの曲を演るよ」と彼が言って演奏したのは"Pride Of Man"だった。
中国へツアーに行った時に演奏したと言って演ったのは"Taiyang Chulai"だったか?
「次に日本に来た時には簡単な日本の曲を演るわね」と言ったのは、リップ・サービスかな。
そして二人は立ち上がって左に移動する。彼女はバンジョーを置き、彼のバンジョーに乗せて歌う。
彼が独奏したのはガーシュインの"Rhapsody In Blue"。アドリブをタップリと演るあたりはBelaの真骨頂ですね。
彼女曰く「悪くなかったわよ」とはシャレが効いていた🤭
「ブルージーなゴスペルとマウンテン・ミュージックとどちらがいいかな」と観客に聞いて、本編ラストはゴスペルで1曲演った。
アンコールは彼女がタップを踏みながらの"Take Me To Harlan"(だったか?)で終えた。
マシンガン・トークの様なMCの中での70分。10年の月日に二人の熟練を感じた‼️
本音を言えば、楽日の2ndなのだからもう少し演奏して欲しかったよ😢

概ねBelaはスリー・フィンガー、Abigailはクロウ・ハンマーだったのか?知らんけど🤩
外に出ると雨はまだ降り続いていた。

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LIVEに行こうよ!

2024-06-02 15:20:59 | 音楽

6月になりました。今月はヨーロッパ遠征に出かけます。移動しながら各地でハコを見がてらライブにも出かけます。
自分から進んで取りに行くものは少ないですが、チャージの高くないものはお酒を飲みがてら行くのも宜しいかと。


★Bela Fleck & Abigail Washburn 6/2@ブルーノート東京 サイドエリアR 9,900円



最近はお邪魔する事の多くなったブルーノート東京。ジャズを離れたミュージシャンも招聘してくれて有難い。
この日はブルーグラス・バンジョーのBelaとAbigail夫妻が演奏を繰り広げてくれる。


★Alabaster DePlume 6/14@The House Of Music ,Budapest ,Hungary GA 1,747円



ブダペストにある日本人建築家・藤本壮介が設計した会場へUKジャズのサックス奏者を聴きに行きます。
お初の人ですが、宿から近いし価格も安いので会場見がてら行くには最適です。


★KARTHAGO 6/15@Margitszigeti Szabadteri Szinpad ,Budapest ,Hungary 指定席 2,836円



地元のハードロック・バンドの45周年記念公演。アメリカン・スタイル・ウェストコースト・ロックの表示は正しいのか?
中洲の島での野外会場ででっかい音に耳を貸そう。一番安い席で、いざとなったら退散すればよい。


★Ruby Waters 6/18@Cafe V Lese ,Prague ,Czech Republic GA 3,202円



カナダの女性SSW。ちょっと聴いたらまあまあかなと思って行ってみる事に。生だとどうなんでしょうね。
チェコはヨーロッパで音盤をプレスしている国なので、それなりに音楽は芳醇な国なのではと感じてます。


★Nathaniel Rateliff & The Night Sweats 6/19@Kesselhaus in der Kulyurbrauere, Berlin ,Germany GA 5,851円



今回の旅行で彼らだけは聴くために旅程を替えた。本来なら最後に向かうべきベルリンへ2度行く羽目に。
まあ好きな奴らなので無理も致し方なし。楽しみです。


★The Courettes 6/20@Arena Wien/Kleine Halle ,Wien ,Austria GA 4,155円



来日経験もあるガレージ・パンクな二人組。ワタシは初見ですが、サーフ・ロック的な感じもあり面白そう。


いろんな国のいろんな場所で知らない奴らを観るのも旅の醍醐味。

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白い巨人の底力を見る

2024-06-02 06:15:17 | スポーツ

長かったヨーロッパのサッカー・シーズンもこれでお終い。CL決勝のボルシア・ドルトムントvsレアル・マドリードをWOWOWで観戦。
会場は聖地ウェンヴリー。ドルトムントは積極的な守備から前へ速い攻撃を行い、レアルを何度も慌てさせる。
それでもGKクルトワがゴール・マウスに鍵をかける。再三の1対1も絶妙なポジショニングで凌いで行く。
ポストにも助けられた。前半のレアルは左からヴィニシウスがドリブルで切り裂くも、中に人が足りずシュートまで行かない。
ロドリゴは居たのかと思うくらいに消えていた。前半はクロースのFKが枠をとらえた位で、圧倒的にドルトムント・ペースだが0-0で前半終了。
メンバー交代はなかったが、アンチェロッティ監督の指示があったのかレアルは息を吹き返してドルトムント・ゴールへ迫る。
守備も相手の早い動きに対処し、前目で選手を潰してシュートを撃たせないようになった。
そして75分になろうかという時にクロースのCKをカルバハルがヘディングでゴールを挙げる。0-1とレアル先制。
その前に同じニアでのヘディング・シュートをバーの上に外していたカルバハルは、二度目は完璧に決めた。
こうなると決勝の経験豊富なレアルに余裕が見られるようになる。相手の横パスのミスからヴィニシウスが決めて試合は決まった。
そしてこの日でレアルのユニフォームを脱ぐクロースをモドリッチに替えた。アンチェロッティとの長い抱擁に熱いものを感じた。
そして0-2でタイム・アップとなってレアル・マドリードの優勝。決勝に来るレアルは本当に強い。これが歴史と伝統なのか。
毎年の様に選手が変わっていくが、今年も白い巨人の底力を見せつけられた。モドリッチは残るが、クロースはユーロ後に引退する。
これでヨーロッパの戦いは終わりかと思いきや、今年はユーロの戦いがあるのです。しかし今回WOWOWに放映権はない。
今年は日本ではユーロの戦いは観られないのか?ワタシは欧州漂流して2試合観る予定だが、やはり決勝トーナメントは観られないのか?
最後になるがレアル・マドリード優勝おめでとうございます。クロースは最高の現役生活の締めくくりとなったね。

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