Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

地味に二本立て

2019-02-22 16:17:00 | 映画
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

9:30-16:30までマンションが工事で断水、食事もトイレも面唐ネので
早稲田松窒ヨ映画を観に行く。
昨年公開の「顔たち、ところどころ」と「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」の
二本立て。シニア割引で900円はお安い。
前者は歳の離れた男女の映像作家がフランスの田舎で住民を写真に撮り、
拡大して壁や建物などに貼り付けるフランス映画。これがなかなかアートしていて美しい。
ラストのおばちゃん映像作家が友人のゴダールに肩透かしを食らうあたりも秀逸。
後者はベンダースとライ・クーダーに再発見されたキューバの
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの後日談。各人の出自を紹介しつつ国交回復し
ホワイトハウスに招かれ、世界サヨナラ・ツアーを回るあたりを記録している。
DCではライも出迎えていた。オリジナル・メンバーが殆ど亡くなっているが、
年齢を考えれば致し方なしか。ソンなどの音楽が盛り沢山。
一昨年ハバナへ行った事を思い出しながら観てました。
帰りにユニオン寄って会員セール10%OFFでレッキング・クルーの米盤ブルーレイを
500円チョイで購入。
今から帰ってもまだ断水は終わってないな。




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最終列車

2019-02-22 00:20:00 | 音楽
facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

この日で解散、ズクナシのラスト・ギグを観に渋谷クアトロに向かう。
最近では珍しい20分押しの19:50に彼女達のオープニング・テーマと言える
"キラキラ"から始めた。そして今夜が最終列車となる"ソウルトレイン"と続く。
三人共見るからに気合が入っている。
以降は最後という事で惜しげも無く沢山の曲が演奏された。知らない初期の曲も演奏されるが、
これがJ-POP風のなかなか良い曲なのである。
彼女達はガールズ・ソウル・バンドと思って聴いてきたが、曲によっては
いかにも和物なものもあるし、AORっぽい曲もあったりして多彩。
スローな曲はソウルだが、テンモェ上がるとファンクの色合いが強くなる。
フロント・ウーマンのボーカル&ギターの衣美が目立つが、バンド・サウンドとしては
ベースのスパイシー・マリコとドラムスの茜のリズム隊がキモだ。
そして二人の紡ぎ出すコーラスも声はでかいしいかしてる。
ソウル・バラードな曲でのマリコさんのゴスペル・コアー的なコーラスに聴き惚れます。
思えば彼女達を初めて観た時はキーボードの居る四人時代だった。
出産・脱退で三人となり、衣美さんの産休で暫くリズム隊も外部に出稼ぎに出た時代もあった。
女性は家庭との両立が難しいのだろう。
その辺りで方向性が変わり解散に傾いたのではと勝手に推測していた。
しかし彼女達は一点の曇りもなくこの日のステージを務めた。
特にマリコさんはいつも以上に熱が入った感じがした。
"People Get Ready"では珍しくも三人のボーカル回しが見れた。
本編ラストの"Shine"、アンコールの"We Sing One Voice"まで28曲、
3時間15分の完全燃焼だった。流石に笑みを浮かべながら叩いていたドラムスの茜さんの顔にも
疲労が伺えた。ゲストを呼ばずに三人だけで通したあたりは潔かった。
お疲れ様、そしてありがとう。
衣美さんはソロと新しいバンドで歌い続けるとアナウンスされたが、
そのバンドのドラマーは茜さんとの事。「何やねん」とつい思っちゃった。
バンドの人間関係は難しいね(笑)。
取り敢えず最終列車は終着駅にたどり着いた。新たなる列車に乗り換え彼女達の旅は続く。


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