Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

へ~

2011-10-15 14:42:00 | スポーツ
バルセロナからローマへ今年移籍したボージャンであるが、こんな記事が出ている。

「メッシとボージャンは親戚だった?」

昨年春にビジャレアルでバルセロナのゲームを見たが、遠目に見て背格好や風貌が
「似てるな」と思っていた。
この記事では「メッシの曽祖父がボージャンの曽祖父と兄弟だった」と記している。
元々は同じDNAを持っているってことか。グラディオラ監督には重用されなかったボージャンだが
良い選手なのでローマで一花咲かして欲しいね。グラディオラは選手を偏重するきらいが
あるのか、あのイヴラヒモビッチでさえミランへとっとと移籍してしまった。
サッカー界では王様は監督なのか?だとすりゃ現在最高の王様はモウリーニョか。
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スタンリー翁は元気だった

2011-10-15 09:48:00 | 音楽
かっては臓器移植の手術も噂されたStanley Smithですが、元気な姿を昨晩渋谷で見てきた。
会場入りすると物販スペースにバッファロー・レコードのダグラスさんがいたので、前日の
Alison Brownの話をする。「鎌倉にも行ったの」と聞くと「Stanleyに付いて大分に行っていて
行けなかったよ」との返事。どうやらロードマネージャーの役割をしているようだ。
ブツは買わずに挨拶してサヨウナラ。近くでどなたかと会話中のヒデマキの二人に挨拶して
上へあがり、待ち合わせのTOMO先生を探すもまだ未着の模様。そんな時、遠くからカツ師匠に
呼ばれたのでお隣のカウンター席で見ることにする。始まるまでHank Williamsのトリビュート盤の
話等をして過ごす。我が屋にも到着しているが未聴の「The Lost Notebooks Of Hank Williams」
であるが、すっかり単なるトリビュート盤かと思ったら、師曰く「ハンクの残した未発表詞に
参加ミュージシャンが曲を付けたもの」とのこと。「Woody Guthrieにもそんなのありましたよね」
と反撃しておきました(笑)。「ハンクの名前を意識してそれらしい曲作りをしているものも
多いんだけど、そういうのはダメなんだよな」なんておっしゃる。確かに、単なる共作と
考えれば自分のオリジナリティで作らないと変ですよね。ちなみにLucinda Williamsと
Levon Helmがお奨めとのこと。早速聴いてみることにします。TOMO先生も程なくやってきて
終演後にブツの引き渡しと一杯やることにして、離れて見てました。この日のバックは今井忍と
TAROと思っていたらカツさん曰くTAROではなく有田純弘さんが出るとのこと。
まあ、マルチストリング奏者の有田さんの方が面白いのでは。ちなみにTAROと有田さんは
前日のAlisonのステージでも賑やかせてくれました。気が付けば座席は満杯。ただしホントに
チケット売れてればスタンディングになるから、それなりの入りと言う事ですね。

10分程押して麻田さんのMCに誘われて中村まりが出てくる。田村玄一抜きのバンジョー、
ギター&マンドリン、ベースの3人でのロンサム・ストリングス・トリオをバックにしての演奏を
見るのは初めてだった。演奏を委ねる仲間が居るためか、心なしかまりさんの声も明るく響く。
しかしこういったフォーキーな歌声を聴かせる人もアメリカでもそういない。セピア・カラーを
感じさせるGillian Welchとかはその代表だろうが、まりさんもシンシナチからの帰国子女で
ずっと英語で歌っているだけにとっても味わい深い。途中、Stanleyが1曲クラリネットで客演。
前座ということで30分で終わったが、場の雰囲気づくりとしては最高だったな。

15分位の休憩を挟みStanley達は19:55頃に現れた。バックは二人かと思ったら、もう一人
フィドルの男性が加わっている。結構このフィドルが良いバックを付けていた。
Stanleyは毎週水曜にAustinのJazz Clubで演奏を続けているだけに、バリバリ元気でした。
ムリにジャンル分けすればJazzとなるのかもしれないが、根っこはフォークとブルースの人か。
そんな具合でオリジナル以上にカバー曲が多かった。再三まりさんも出てきたがやるのは
Dylan(爆)。"Don't Think Twice,It's All Right""I Shall Be Released""You Ain't Go Nowhere"。
Stanleyは"Corrina,Corrina"も歌ったような気も? Van Morrisonのカバー"Crazy Love"も
味わい深かった。決して上手い歌い手ではないが朴訥にハートを込めて声にするのが良いな。
「私のヒーローはWillie Dixonそしてもう一人Mose Alison」なんて言ってた。
後者はイメージ通りだが、Willie Dixonとは、やはり根っこはブルースか。終盤ではクラリネットを
吹き始め、本編ラストは有田氏のバンジョーも軽やかにデキシーランド風に「聖者の行進」。
アンコールはロンサムストリングスの連中も含め大人数で大盛り上がり。田村玄一も間に合い
ドブロで参加してくれた。最後は"St. James Infirmary"で大団円。よかった。2時間やったよ!
その後、雨上がりの渋谷の街でTOMO先生、カツさんと1時間ばかり反省会して帰りました。


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