Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

WE LOVE 吉祥寺

2010-09-10 22:30:00 | 音楽
泉谷しげるが中心となって「きちじょうじのなつやすみ」なるイベントが7.8月に行なわれていた。
LIVEはフリーであり、行ってみたい気もしていたが、こう暑いと屋外でもみくちゃに合うのは、
オヤヂ向きではないと敬遠したしだい。ならばと有償公演である武蔵野公会堂での
「WE LOVE 吉祥寺」に昨晩行ってきたのである。麗蘭も出るからね。

定時の19:00にトップ・バッターのバンバンバザールが出てくる。彼らを見るのも、何時以来か
分からないくらい久しぶり。彼らトリオにトランペッターをゲストに入れてのメンツ。
昔はもう少し人数居たような気が?風貌からしてゆるい3人は、とぼけたMCと暖かな演奏で
会場を暖めてゆく。ギターの富永の風貌は何故か天才バカボンを思い出させる。
これでイイのだ(爆)。30分程で終わったのは、こういったイベントではしょうがないか。
"On The Sunny Side Of Street"のカバーを最後にゆる~くやって下がっていった。

次いでLeyona。お初です。セネガル人のパーカッションと一緒にやっていた。
意外にアコギが良い音で響いてきた。ただ歌はアーシーな感じで、ワタシ的には今ひとつか。
少し退屈でした。こちらも30分。

トリはお待ちかねの麗蘭。2組がアコースティックだったので、彼らのエレクトリック・
サウンドがより大音量に聴こえてきた。"ハッスル"でスタート。いつものリズム隊を加えた
カルテット。ただしいつもは3時間前後やる彼らのLIVEもこの日は45分程度とショート・ショート。
そんな中でもチャボはいつものように的を得たMCを繰り返し、替え歌カバーでは
"ハーレム・シャッフル"をかますのでした。おまけに蘭丸にもリード・ボーカルを取らせる。
優しいねチャボ。ホントにこの人はいつも誠実だ。ヘンテコな世の中、たまにはチャボの歌が
聴きたくなる。しかしこの日の白眉は"いい事ばかりはありゃしない"だった。
Leyonaも途中から参加したこの曲、ボーカル以上に後半での麗と蘭のツイン・リードでの
鰍ッ合いに興奮した。ホントに二人のギターは歌っているようだった。素晴らしかったです。
そして最後は盛り上る"Get Back"で幕。しかしイベントだから皆でやらないとね。
アンコールは3組揃って、「みんなの重なる曲を」と言って出てきたのが、タイガースの
"シーサイド・バウンド"。ちょっと意外だが、ワタシのような年長の観客は喜んだのでは。
そして「蘭丸、こんなの弾いちゃっていいの」って感じのワイルドワンズの"想いでの渚"。
スライダーズの不良っぽさも今は昔、堂本兄弟で券\界ともお近づきになっている兄ィです。
オオラスは"Stand By Me"。Ben E KingやJohn Lennonの名前を叫ぶチャボのカッコよいこと。
Leyonaとバンバンバザールの福島と3人でボーカル回しをするアンコールはイベントの
醍醐味でした。こういうの嫌いじゃない、いや、好きですワタシ(爆)。アンコール20分。
3組で2時間余りとそれなりの長さになっていた。来月はチャボと早川で楽しませてもらいます。

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