本日NHK BS2で放送された「MASTER TAPE~荒井由実"ひこうき雲"の秘密を探る」は
興味深かった。いわずと知れたユーミンのデビュー・アルバムであるが、その37年前の
マスターテープをレコーディングスタジオに持ち込んで、当時のディレクターやミキサー、
演奏した松任谷正隆、細野晴臣、林立夫、駒沢裕城(鈴木茂は謹慎中!)が立会いの下、
当時を振り返りながら楽曲を裸にしていく。各トラックの演奏の一部だけ聴かせるのも珍しい。
まあ皆さんプロデューサーの顔も持っているからそんなことも当たり前のようにやる。
駒沢氏は当時のスティールのアレンジが気に入らなかったと、マスターに合わせて
リアレンジの演奏を披露した。スタジオに当時と同じに楽器を配し、"ベルベット・イースター"を
軽くセッションするのもベテランならではか。しかし"ひこうき雲"のユーミンの声の伸びは
素晴らしい。このアルバム、ワタシが中学の頃に姉さんがどこからか調達してきて、
よくかけていたのを覚えてる。やはりどこからか調達してきていた拓郎や陽水と違って
やけにモダンだと思ったものでした。姉さん居ないときにこっそりかけて聴いてましたね。
発売は1973年だから37年前。ユーミンも20才前後、ティンパンの連中も20代半ばでしょうから
皆早熟の天才と言えよう。洋楽のテイストを上手く消化するようになったのも、この頃からか。
村井邦彦という革命児が率いるアルファと言うインディだったのも自由にできた要因でしょう。
吉田美奈子といい新たなSSWの系譜が70年代前半に生まれたのが「ひこうき雲」からも覗える。
風呂入ってサビの「空に憧れて 空をかけてゆく~」ってとこを気持ちよく歌ってきました(爆)。
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興味深かった。いわずと知れたユーミンのデビュー・アルバムであるが、その37年前の
マスターテープをレコーディングスタジオに持ち込んで、当時のディレクターやミキサー、
演奏した松任谷正隆、細野晴臣、林立夫、駒沢裕城(鈴木茂は謹慎中!)が立会いの下、
当時を振り返りながら楽曲を裸にしていく。各トラックの演奏の一部だけ聴かせるのも珍しい。
まあ皆さんプロデューサーの顔も持っているからそんなことも当たり前のようにやる。
駒沢氏は当時のスティールのアレンジが気に入らなかったと、マスターに合わせて
リアレンジの演奏を披露した。スタジオに当時と同じに楽器を配し、"ベルベット・イースター"を
軽くセッションするのもベテランならではか。しかし"ひこうき雲"のユーミンの声の伸びは
素晴らしい。このアルバム、ワタシが中学の頃に姉さんがどこからか調達してきて、
よくかけていたのを覚えてる。やはりどこからか調達してきていた拓郎や陽水と違って
やけにモダンだと思ったものでした。姉さん居ないときにこっそりかけて聴いてましたね。
発売は1973年だから37年前。ユーミンも20才前後、ティンパンの連中も20代半ばでしょうから
皆早熟の天才と言えよう。洋楽のテイストを上手く消化するようになったのも、この頃からか。
村井邦彦という革命児が率いるアルファと言うインディだったのも自由にできた要因でしょう。
吉田美奈子といい新たなSSWの系譜が70年代前半に生まれたのが「ひこうき雲」からも覗える。
風呂入ってサビの「空に憧れて 空をかけてゆく~」ってとこを気持ちよく歌ってきました(爆)。
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