
久し振りに朝から快晴の札幌です。街の樹々が秋色に染まり始めました。
こうなるとじっとしておられず、ババチャリ駆って中島公園までひとっ走り。
10月中旬の公園は見事な秋色に彩られ、黄色い銀杏や常緑松に囲まれて
あのアカマツも例年の如く、枯れた枝を青空に伸ばしていました。
「いやぁ先輩、お元気で何よりです」…、声にならない声を掛けて見上げます。
いつ見ても周囲を睥睨するかのように堂々と立っている、風格ある古木です。
立ち枯れたアカマツの古木が愛おしくて、季節毎に顔を見に


池の端にあるカエデも真っ赤に染まり、水面に揺れていました。
多分このカエデが最も早く色付いて、紅葉の季節を教えてくれるような…。

足元には昨日の強風で散ったのか、たくさんの落ち葉が重なり合って…。
冬を迎える前の一瞬の秋化粧、美しい中島公園を思う存分に満喫しました。
どこか老木さまは両手を広げすべての悪きを守ってくれる仁王様のような感じがしますね。
いついつまでも、このお姿でいてほしいと願います。
真っ赤な紅葉に時の流れの速さを思います。
男鹿半島の旅は御家族で
紅葉の男鹿は素晴らしいことでしょう。楽しみなことですね。
近々のブログ報告を、お待ちしておりま~す。
老木アカマツは、何を思い何を語っているのでしょうね。
ただ細い枯れ枝を天空に伸ばして…。
この古木を見るたび、哲学者もどき
この冬も元気に乗り越えて欲しいと、祈る心境で眺めて来ました。