kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

淀川長治さん有難う

2014年11月11日 | 日記
                   
 11月11日、数字の1が4つ並ぶ今日は、『箸』やら『きりたんぽ』やら果ては『豚まん』まで、様々な
記念日になっているようですが、映画好きのKimitsukuとして忘れちゃいけない今日は、淀川長治・
サヨナラおじさんの忌日なのです。長年『日曜洋画劇場』初め数多くのTV番組で、ユニークで楽しい
映画界ウラ話などを聞かせてくれました。「怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ」や「それではまた来週、
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」、独特の口調でいつも映画愛を語っていたことを思い出します。
「映画は頭で観たらつまらない、もっと感覚的に観て欲しい」と、話していたこともありました。
 子供の頃から顔パスで映画館に出入りしていた関係で、かなり古い映画も観ていますが、淀川
さんの著書『映画 ベスト1000』を読むと、何とも懐かしいタイトルが並んでいます。
 遠い記憶を辿って最初に思い出すのは、イングリッド・バーグマンの『ジャンヌ・ダルク』でしょうか
『歴史は夜 作られる』やローレンス・オリビエの『嵐が丘』も、叔父の勤める映画館で観た記憶が…。
TVがお茶の間に入り込む以前は、町の映画館が文化・情報の発信地でしたものねぇ。
学校で習ったことよりも暗い映画館で教えられたことの方が、多かった&役に立ったかも…
 たっぷり資金を掛けたハリウッド映画、お洒落なフランス映画、ちょっと暗かったイタリア映画など
夢と憧れを抱かせてくれた多くの映画たち、そして淀川長治さんに改めて感謝した11月11日でした。
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