あるリサーチ社の調査によると、2024年の介護業倒産が全国で174件だったとのこと。
物価高に伴う運営コストの増加が影響し、小規模事業者の倒産が多かったそう。
人口規模の大きい団塊世代が75歳以上となる2025年以降は
介護需要が急増すると予測され、経営環境の改善が課題となっています。
24年の倒産件数を業種別で見ると
ホームヘルパーが高齢者宅を訪れる「訪問介護」が81件
デイサービスなど「通所・短期入所」が56件
「有料老人ホーム」が18件となり
「訪問介護」と「有料老人ホーム」は過去最多となりました。
「訪問介護」では、介護報酬の基本料金が24年度改定で
減額されたことが大きかったと見られています。
コロナ禍で利用を控えた要介護者が、心身の健康維持に
必要な介護サービスを受けていないのが、現状と思われます。
介護業界の人手不足、低収入、労働条件の劣悪さetc.‥
これでは、住み慣れた環境で最後まで‥と希望しても
支援してくれるホームヘルパーが来ないのでは
『介護難民』への道、真っしぐら‥
さぁさぁ、どうなる、どうする、貴方の老後、私の行く末。