今月8日に発生したハワイ・マウイ島の山火事が、大変な状況に‥
折からのハリケーン強風にあおられ、瞬く間に延焼したとのこと。
既に100人を超える死亡が確認され、1300人以上が行方不明。
マウイ島の北西部にある観光地ラハイナは、大部分が壊滅状態となり
アメリカの山火事としては、過去100年で最悪の被害と報道されています。
その発火原因は、強風で損傷した送電線の火花が火元との一部報道もあり‥
現在も必死の消火・救援作業が続けられているようです。
此のニュースで思い出したのは、平成10年(1998年)2月のオーストラリア旅行
シドニー郊外のブルーマウンテン観光の途中、山火事に遭遇しました。
観光バスが通る近くの森林が激しく燃えていましたが
どの車も知らぬ顔で通過し、勿論バスも素知らぬ風にスピードを上げて‥
ガイドの説明では山火事は珍しくなく、見つけた場合は消火に努めるよう
法律だか条例があるということでしたが‥。
此の季節オーストラリアは乾燥していて自然発火が多く
強風で木々の葉が摩擦することで発火の原因になると話していました。
マウイ島の火災による損害は膨大で、再建には相当な歳月が必要になるでしょう。
人間のエゴによる自然破壊や異常気象が原因で
地球環境は益々悪化し、住み難くなるのではと案じてしまいます。
そんなことにならぬように、今、私たちに出来ることは‥