すっきり晴れわたった秋空のもと、爽やかな風が気持ちよい『秋分の日』でした。
暑さ寒さも彼岸まで…この日あたりを境に、北海道は一段と秋が深まっていきます。
昨年末に他界した母の写真の前に「サザエの十勝おはぎ」を供えながら、懐かしい光景を思い出しました。
現在と違って昔は各家庭で手造りしていた「おはぎ」、我が実家でも前日から小豆を水に浸し
翌日は朝から「あんこ作り」。糯米と粳米を半々にして炊き上げて潰し(母はこれを半殺しと呼んでいましたっけ)
良い加減に冷めた頃を見計らって、母と妹と私の3人で「おはぎ作り」をしたものです。
父母と子供4人それに数人の従業員の分もとなると、かなりの量でしたね。
甘党だった姉妹の楽しみは、鍋底に残った餡を指でこそげ取って舐めること いやぁ美味しかったわぁ~
貴重品だった砂糖たっぷりの餡を少し残して、娘たちを喜ばせてくれた母の気持ちが今更ながら…です。
現在ふたりの子供を持つKimitsukuですが、我が家の子供たちにとって「母の思い出の味」とは…
些か日頃の簡便お手軽生活
を顧みてしまった『秋分の日』でしたワ