寒中お見舞い申し上げます
年明け早々に日本は北陸地方で記録的な豪雪となりましたが、世界各地でもシベリアで-67℃を記録したり
サハラ砂漠に雪が降るなど異例の気象現象が発生しています。-20℃の寒波に襲われたアメリカ北東部では
猛吹雪のため大規模停電や陸海空の交通機関マヒの様子がTVニュースになっていましたね。
寒さに震える北半球と対照的に南半球のオーストラリアは歴史的猛暑に見舞われ、シドニーでは47.3℃まで
上昇して、テニスの国際試合が中断されたりアスファルトが溶けて大規模な交通渋滞が発生したとか…。
こうした極端気象は、太平洋のラニーニャ現象、カムチャッカ半島の大規模噴火、世界的な地球温暖化などが
原因と指摘されています。先日、アメリカ航空宇宙局から2017年の世界の平均気温が1880年以降の観測史上
2番目の高さだったと発表され、改めて温暖化の歯止めが掛かっていない事が示されました。
地球温暖化により、熱波、干ばつ、洪水、サイクロン、森林火災などのリスクが高まり、その一方で寒波、極寒
豪雪など地球温暖化に反するような現象は、よりパワーアップした形で気象現象の振幅が拡大するだろうと…。
今回のアメリカ寒波やオーストラリアの熱波という極端はその典型例で、今後も世界規模で気候の異常現象が
懸念されるそうです。地球温暖化対策、そろそろ本気で取り組まなくっちゃ~の時期ですね。
皆さまには寒さ厳しき折柄、なお一層のご自愛をお祈り申し上げております春よ来い 早く来い