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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

ねむの木の子守唄

2010年07月23日 | 日記
       
 クロアチア・シベニクの街で、初めて『ねむの木』を見た。
イラン・インドの原産で、日本では東北地方北部が北限らしい。
シベニクでは丁度ピンクの花が盛りで、青空に美しく映えていた。
『ねむの木』のことは知らなかったが、美智子皇后が高校生の頃に
お書きになった詩が、歌になっていることは聞いていた。
 帰宅してから改めて読んでみると、皇后さまの慈愛深いお人柄が
偲ばれる、実に優しく美しい詩であった。
       

               ねむの木の子守唄
  
             ねんねの ねむの木 眠りの木
             そっとゆすった その枝に
             遠い昔の 夜の調べ
             ねんねの ねむの木 子守唄

             薄紅の 花の咲く
             ねむの木陰で ふと聞いた
             小さなささやき ねむの声
             ねんね ねんねと 歌ってた

             古里の夜の ねむの木は
             今日も歌って いるでしょうか
             あの日の夜の ささやきを
             ねむの木 ねんねの木 子守唄

コメント (2)
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