サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

島尾敏雄忌日

2005年11月12日 | インドア歳時記
11月12日は「島尾敏雄」の忌日。1986年、69歳。 戦後の日本文学というくくりで言えば、僕がもっとも突き動かされて読んだのは、島尾敏雄の「死の棘」など家族を描いた小説、「夢の中での日常」などシュールリアリズムの手法で描かれた散文、「出発は遂に訪れず」など、戦争期の奄美での日々を記した小説群であった。 関連して島尾ミホさんのいくつになっても不思議な巫女のような透明で美しい言葉や、長男島尾伸三 . . . 本文を読む