サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

長明忌

2005年06月08日 | インドア歳時記
6月8日は「長明忌」。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・・」という「方丈記」の鴨長明。生涯「みなしご」意識をもっていた長明が、世俗を投げ捨て「方丈の庵」に隠遁したのは54歳のとき。「方丈記」を 刊行したのは58歳の時であった。 僕らの世代もそのときに近づいて、「隠遁」がある種の憧れを持って語られたりするが、自分をとれば、せいぜい地下室を改良して「庵」と称して、引きこもりを . . . 本文を読む