ベルばか日誌

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ま マントはためく黒い騎士

2014-03-08 15:33:47 | カルタ
しばらくお休みしていた、というかすっかり忘れていたカルタネタ、再開します。


マントをはためかせて闇夜を走る黒い騎士。

でも、そもそも何のためのマント?
電気の照明のない18世紀なら、夜はあのマントで身を隠せたのかな?
だけど重そうだしあちこち引っ掛かりそうだし、泥棒するのに邪魔じゃね?

そんな疑問が生じたので、ちょっとググってみました。
そもそものマントの役割は防寒具。
その後、聖職者や権力者が、その権力や富の象徴として身に着けるようにもなった。
ヒーローや悪者がマントを身につけているのは、その方がカッコいいから。

そうか、黒い騎士の場合も、実用性よりカッコよさを優先したのかもしれないね。

現実の世界では、少なくとも私はマントを着用することはありません。
お洒落な友人が秋の終わり頃、寒くなってきた頃に着ていたのを何度か見たことがあります。
また、皇族の方々が着用されているのも拝見しますけれども。
実用的な防寒具というよりは、おしゃれグッズではないかと思います。



昔の子供は、ヒーローごっこなどで、風呂敷をマント代わりに首に結んで遊んだものです。
私が小学生の頃、テレビの子供向けドラマで「怪人二十面相」っていうのをやっていて、学校のお楽しみ会でそれを劇にして紫の風呂敷で扮装していたクラスメイトがいました。
この記事を書くにあたり、そんなことをふいに思い出し、しみじみしてしまいました。

今の子供はそんなことしないのかな。
だいたい、風呂敷なんて家庭になかったり、目にしたことのない子供も多いんじゃないかな。
戦いごっこをするとしても、おもちゃ会社から精巧なヒーローの武器やベルトなんかが販売されていますものね。

だけど、そういやうちの娘が少し前にお友達と劇ごっこをしていた頃、家で練習していて魔女役の子がバスタオルをマント代わりに羽織って
「ホーーホッホッホ」
と高笑いしていたなあ。

高価な小道具がなくても、今も昔も、子供は身近なものを見立てで利用して遊べるんですね。


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