ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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ベルサイユじゃないバラ

2012-05-29 08:36:59 | ベルばか日誌
なんでも、「ベルサイユのばら」っていう新種のバラができたそうで、このブログの読様の皆様ならきっとご興味を持たれてニュースなどご覧になっていらっしゃると思います。

↓の写真は「ベルサイユのばら」ではありません。



毎年この時期に恒例となっている、バラ好きマダムの庭園でのバラ観賞会、今年もお招きいただきました。
去年、一昨年は生憎の雨となってしまってゆっくり鑑賞できなかったのですが、今年はお天気に恵まれ、マダムお手製のパウンドケーキもご馳走になりました。

写真のバラはお土産としていただいた花束の一部、アンクルウォーター、という種類だそうです。
ちょっと開きすぎてしまって散る一歩手前って感じですが、バラは美しく散る、とも申しますしね。
直径12~13センチくらい、香りはそれほど強くありませんが、大輪でとてもゴージャスです。


4年ほど前にお近づきになり、毎年お招きくださるマダム。
セレブでお上品、ご自宅もヨ~ロピア~ンな雰囲気。
マダムとお会いすると、あくせくした自分の毎日を省みて、「ああ、心豊かな生活って、いいな」とか思ったりします。



ところで、庭園で咲き乱れるバラやその他の花をバケツいっぱい摘み取り
「これ、皆さんにお土産に差し上げるの。きめさん、人数分に分けて包んでくださる?」
とマダムにお願いされました。
ええ、喜んで。

だけど、・・・バラって棘がたくさんあって痛いこと痛いこと。
本当に指先に棘が刺さって、流血!
これがどっか別の世界なら、イケメン従僕が駆け寄って優しく手当て、出血した指先を彼の口元に・・・、と一瞬、ヤバ過ぎる妄想。
リアルでは、慌ててティッシュを取りだし、周囲に「きめさん大丈夫?」とか言われて「うん、大丈夫~」(でも痛いよ~)とか一人であたふたしてるんですけど。

庶民の私は、バラに囲まれててもやることはすっとこどっこい、セレブどころか侍女見習い初日ってとこでしょうか。
心豊かな生活にはなかなか近付けませんでした。


と 年下は嫌いですか?

2012-05-24 09:05:28 | カルタ
反抗する衛兵隊員たちに拉致されたオスカル様。
あわや襲われそうになり
「年下の男なんぞわたしの趣味ではない!」
と言い切ります。

解説によれば、ファザコン気味のオスカル様にとって、当時27~28歳だったアランはオスカルの趣味ではなかったかもしれません、とのこと。


そもそもオスカル様本人が「男」ですもんね。
それも宮廷中の女性の憧れの的になるような、ハイグレードな「男」です。

小さい頃から、文武両道で品行方正の父を目標に「男」になりきるため日夜努力してきたオスカル様。
そんじょそこらの男どもじゃ「男」としての魅力を感じなかったでしょうねえ。
理想の男=父、その高いハードルをまずクリアしたのが同い年のフェルゼン、そして自分を守るため父と対決した一つ年上のアンドレ、だったのではないでしょうか。

恋人になってからのアンドレには、甘えられること、頼れること、つまり包容力を求めています。
それを考えると、年下の男っていうのはやっぱりオスカル様にとっては対象外だった、と言えるでしょう。

ベル班に配属になりました

2012-05-22 11:16:57 | ベルばか日誌
今年一年、ベル班に所属することになった私です。
ベル班、ベルばら班じゃありませんよ、ベルマーク班です。

娘の学校で昨年はバザーの係を担当したので、今年はPTA役員をやっとこう、そう思いました。
PTAの役員といえば、皆やりたがらなくて決めるのが大変。
実際娘の学校はマンモス校で人数が多く、6年間何の係もやらず逃げおおせる人もいるのでしょうが、毎年逃げて回ってモヤモヤするのも嫌だし、どうせやるんなら早いうちにやっとこ、と今年は立候補しました。

立候補にあたって、いくつかある委員会の活動内容の説明書きをもらいました。
その中で私の目を引いたのが
「文化委員会 ベル班」
・・・、おお、この名前!
これはあたしのためにあるような班じゃないの。
学校で集めたベルマークを仕分け、集計をする部門で、活動日数はやや多め。
仕事を持っている人向けには、もっと活動日数が少なく楽そうな委員会もありますが。

じゃあ、とりあえず楽そうな他の委員会を第一希望、それがダメだったら文化委員会にしてベル班希望にしようかな、そう目論んでいたら。
・・・本当にその通りになりました。
楽そうなところは競争率高いんですよね。


てーしゅに「ベル班」担当になった話をし、活動内容を説明したところ、
「何でそんな大変そうな所にしたの?仕事してる人には大変じゃないの?」
「ほら、あたしそういうチマチマした作業好きじゃん、ベルマーク分けて台紙に張って集計して・・・、みたいな。行事を企画したり広報やったりするよりはその方が向いてるし、いいかと思ってさー」
「うんうん、そーだよなー」
てーしゅ、大いに納得。
いやまさか、「ベル」という名前に魅かれて、とは言えませんでした。


母の日~

2012-05-16 15:06:16 | ベルばか日誌
先週のKids、遅くなりましたがネタばれです。













ジャルママの一日、
朝はジョギング
昼は女子会
夕方は舞踏会やパーティー
夜は美容のため早寝
ジャルパパ、「毎日が母の日」とあきれ顔

いいじゃないですか、子育ても終わり、毎日が悠々自適。
ジャルママ、5人の娘+1人を手元で育て、伯爵家の体面を守りつつ家計を預かり、軍人の妻として夫を助け家を守り・・・。
自分も大人になって、ジャルジェ夫人の立場がどんだけ大変か、思い巡らせることができるようになりました。
革命も社会不安もないKidsのジャルママ、子供たちもそれぞれ家庭を築き、心配の種だった末の跡取り娘にも彼氏ができ・・たのかどうかKids設定ではイマイチ不明ですが、ともかく後はのんびり人生を楽しんで頂きたいものです。

私なんか、若い頃にフラフラしていたものだから、アラフィフになった今でも子育て真っ最中。
これから娘、思春期だの受験だの、荒波が押し寄せるんだよね。
いいなあ、ジャルママ、早く私も悠々自適になりたいなあ、と心底思ってしまいました。


ところで私のリアル母の日。
その日は家族で自治会主催の日帰りバスツアーに参加しました。
夕食は帰宅してからてーしゅが作ってくれることになっていたんですが。
帰りのバスの車中でご近所さんたちと宴会になり飲み過ぎたてーしゅ、夕方明るいうちに帰宅したんですが家に着くなり爆睡。
仕方なく私、あり合わせの材料で適当に夕食を作りました。
娘は娘で、「宿題忘れてた~」と泣きそうになりながら漢字ドリルやってるし。
そういうわけで今年の母の日は、何もなし、ちょっとトホホでした。

拍手コメントお礼と、血液型小ネタ

2012-05-16 14:20:32 | ベルばか日誌
SSサイトに拍手コメントくださった方、ありがとうございました。
↓の記事とSSにご感想いただきました。

>立ち止まったりせずに
応援メッセージ、ありがとうございます。
多分、基本は現代路線で突っ走ると思います。
ですが、妄想地点は新婚生活だけというわけでもありませんので、今後またちょっと違う方面に枝葉を広げるかもしれないです。


それはそうと、SSの中で二人がハーブを摘む場面
思い立ったらその場でブチブチとハーブを千切るO様・・・A型
どんなに時間がなくてもキッチンバサミを取りに走るA君・・・O型
原作の血液型設定のイメージに照らし合わせて、OKだったかな、とちょっと思ってしまいました。

ちなみに、A型の私はブチブチ派なんですけど。
郵便物の開封やお菓子の袋も、ハサミを使わず力ずくで引きちぎります。
だから、A型とは思えない、と人に言われちゃうんだね。

拍手コメントお礼と、背中にハート

2012-05-14 16:44:56 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメントいただきました。
どうもありがとうございました。

>現代版のお話
>新婚生活
原作をはるか彼方に逸脱した世界になってしまって、筆者的には「これってどうなの」とふと立ち止まって考えてしまうこともあるんですが、面白い、楽しいと言ってくださる方がいらっしゃると、安心します。
多分、今後も現代路線で妄想&創作を続けると思います。
ご興味のある方は、どうぞ暖かく見守ってやってくださいませ。




話題は変わりますが、下の写真、先日我が家のリビングのカーテンにひっついているのを発見したものです。
おおっ、背中にハート背負ってるよ。
珍しいねえ。



娘が昆虫図鑑で調べたところ、

エサキモンキツノカメムシ

と判明。
体長1.5センチ弱、日本全土で春~秋に発生する、カメムシの仲間だそうです。

我が家は比較的緑豊かな地域にあり、マンションの敷地内でもいろんな虫を見かけることがありますが、背中にハートは初めて見ました。
きっと洗濯物にくっついて室内に入ってきちゃったんだね。


で、これが何で「ベルばか日誌」なのかっていうと、
ハート → 愛 →→→ ベルばら
・・・って、若干無理がありますかしら。

フランスにはセミはいないと聞いたことがありますが、カメムシはいるのかなあ、いないのかなあ?

なにはともあれ、これからも背中に愛、心に妄想で頑張ります。

拍手コメントお礼

2012-05-10 15:36:05 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメントくださった方、ありがとうございました。
↓の記事へのご感想をいただきました。

>イラッと
やっぱりそうですよね、私だけじゃないですよね。(笑)
別に愛がないわけじゃないし、うちなんかは同世代の他のご夫婦に比べても円満な方だと思うのですが、朝の慌ただしい時に傍でのんびりされてると、邪魔っ!!とか思ってしまいます。
心の狭い妻でごめんよ、てーしゅ。


先のGW後半は、娘が子供キャンプに参加していたため、てーしゅと二人きりで4日間過ごしました。
娘がいる時には行けないようなお店で外食したり夜遊びしたり、アウトレットで気ままに買い物したり、と大人時間を過ごし、久しぶりにリフレッシュさせてもらいました。

でも、軽い気持ちでリラクゼーション系のマッサージ屋さんに入ったら、担当が若いおねーちゃんであんまり上手じゃなくて、グリグリされた首がいまだに痛いです。
ゲルマニウム温浴、っていうのは非常に気持ち良かったんですが。
行くんじゃなかった・・・、とちょっと思ってます。

拍手コメントお礼

2012-05-08 13:24:19 | 楽屋オチ
GW前に更新しましたSSサイトに拍手コメントくださった方、ありがとうございました。


>頑張れアンドレ
私もいろんな職場で働きましたが、組織の末端で働いている者にひずみやしわ寄せが来るんですよね。
社会に出ると、様々な不条理を飲み込んで我慢して働かなくてはいけないシチュエーションも数多くあります。
原作ではアンドレの上司は常にオスカル様、不条理な指令を受けても、プライベートで気まずいことがあっても、愛と友情があったから、職場としては極楽だったんじゃないでしょうか。
仕事を辞めたいと思ったことは絶対なかったと思います。

今回のSS、オスカル様のお気楽主婦体験を影でかいがいしくサポートする働く主夫アンドレ、というテーマで書いたつもりだったのですが、出来上がってみたら、派遣仕事を愚痴るアンドレになってしまいました。
タイトルも「主婦のオスカル」シリーズじゃなくて「主夫のアンドレ」シリーズにすればよかったかな。


ところでこのストーリーを思い付いたのは、私が仕事の日、たまたまてーしゅが休みだか出張先に直行だかで朝遅くまで在宅してた時のことでした。
普段は早朝に起きて自分で勝手に朝食を食べ、6時半ごろには家を出て行ってしまうのです。
ですが、私が忙しくバタバタしてるときに、普段いないはずの人が家にいると、何だかウザい。
私と娘のペースに関わらず、自分のペースで朝食を食べ新聞を読みトイレに入り・・・、ああ、邪魔くさい。

いつも楽させてもらってるのに、ただそこにいるってだけで嫌な顔をしてしまう私って、ああ悪い妻だ。
でもアンドレだったら、妻が休みの日でも、嫌な顔一つせず出勤前にせっせと面倒みるんだろうなあ、そう思ったのがきっかけだったのです。


GW中にもかかわらず閲覧してくださった方、拍手くださった方、連打くださった方、どうもありがとうございました。