ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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エピソード6 前編

2015-03-31 11:16:45 | ベルばか日誌
遅くなりましたが、マーガレット掲載のエピソード6前編、感想などです。
ネタばれになりますので、未読の方はご注意ください。








オスカル様激似の貴公子ガルティエ君と、清楚で知的なジョルジェット嬢、オスカル様の出生の秘密と言うからには、きっとこの二人がジャルジェの父上と母上になる、と考えるのが自然ですよね。
ガルティエ君の素性がとりあえず謎であることと、貧しいジョルジェットちゃんに金持ちオヤジとの結婚話が持ち上がるあたり、後編への期待が高まります。
この二人がオスカル様のパパママ、という仮定が正しければ、ハッピーエンドになることはわかりきっているのですが。

それから並行してアントワネット様の両親、マリア・テレジアとフランツ氏のロマンスも描かれていて興味深かったです。
マリア・テレジアさんはベル本編では貫禄のあるおばさまでしたが、実際に娘時代の肖像画など見ると、アイドルのような可愛らしい少女です。
今回もアントワネット様似の美少女として登場でした。

そうしてみると、オスカル様の両親もアントワネット様の両親も、当時の王侯貴族の慣習に逆らい、困難を乗り越えて恋愛結婚した、ということになりますね。
後にオスカル様もアントワネット様も、自分の心に忠実に愛を貫きますが、そんな両親から生を受け愛され育てられたから、と考えることもできます。
そしてジャルジェ将軍も自分のそんな生き様から、オスカル様とアンドレの仲を黙認したのでしょう。
いえ、エピソードの二人がジャルパパ・ママとした仮定が正しければですけど。




こんな正統派ラブロマンスのマンガを久々に読みました。
続きが知りたくてワクワク、こんな楽しみも久しぶりな気がします。
考えてみれば最近、殺伐とした日常を送っているからなあ。
後編も間もなく発売になりますね。
楽しみです。


空に向けて撮った 2015

2015-03-31 09:47:39 | ベルばか日誌



今年も我が家の近く、桜の穴場で家族で軽くお花見してきました。

昨年、この場所で娘と一緒に走り回ってた愛犬ポチ子(仮名)は、寄る年並みですっかり足が衰え、今年は抱っこでのお花見です。
しかもほとんど寝てるし。
それでも一緒にお花見ができて、本当に良かった!
最近お散歩にも行けていないので、久しぶりに外の空気を吸い、草木や花の匂いを嗅ぎ、気分もリフレッシュしたんじゃないかな。

ポチ子、今年に入ってから何度か大きな発作を起こし、その都度もうダメかと思わされながらもミラクルな復活を遂げて今に至ります。
薬だオムツだ夜鳴きだと、けっこう壮絶な介護生活ですが、後3カ月ほどで17歳になるポチ子、なんとか頑張って欲しいものです。

拍手コメントお礼と、もうすぐ春ですね

2015-03-19 18:01:43 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメント下さった方、ありがとうございました。


>かわいいです
原作では故国フランスの行く末や身分制度など、ヘビーな問題を抱えているオスカル様ですが、平和でのほほんとした現代物ですので、私生活のあんなことやこんなことに策略をめぐらすことができるのですよね。
この先も、二人のラブラブな新婚生活が続く予定です。
続きの更新はまた少し時間がかかると思います。
もう少しお待ちくださいね。


>もっと詳しく
夫婦のプライベートゾーンにかかわる部分ですね。
そこいら辺の詳細は、実は私、描写を得意としておりませんので、読者の皆様のご想像にお任せすることにしました。
どうぞ皆様、ご自由に想像の翼を広げて下さいませ。


拍手連打して下さった方、閲覧して下さった方も、どうもありがとうございました。




ついこの間、年が明けたと思ったらもう3月も半ば。
梅が咲いたと思ったら、もう散り始めました。
桜も間もなく咲くでしょう。
私を含め、花粉症との戦いの真っ最中の方も多いかと思いますが、暖かくなるのは嬉しいものです。

そうこうしているうちに、明日はマーガレットの発売日のような。
連日、仕事と家庭の野暮用に追われ、いつ本屋に行けるかもわかりませんが、エピソード6、早く読みたいです~。
いずれまた読後感想文など書きたいと思います。


コメントお礼と、もう4年

2015-03-12 11:33:40 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメント下さった方、ありがとうございました。

>癒して下さる
ご来訪ありがとうございました。
明るく楽しくのほほんとしたお話ばかり書いておりますもので、原作とは全く乖離していますが、お気に召していただければ幸いです。
この先も現代物メインにボチボチと妄想を続ける予定です。
よろしくお付き合いくださいませ。


テレビや新聞でも盛んに特集されていますが、あの震災から4年がたったのですね。
関東地方に住み大きな被害も受けなかった私は、震災の事実を忘れることはないにせよ、普段は意識せずに普通の生活を送ってしまっています。
4年前はけちけちと節電していたのに今はそれほど気にせず、快適さを求めて電気を使ってしまっていますし、家に水や食料の備蓄はしていますが、しまいこんで忘れがちです。
家族や家や仕事を失って今も辛い思いで日々生活されている方々の存在を、報道できちんと知らせていただくことで、忘れずにいる、風化させずにいる努力を自分もしなきゃいけないな、そう考えるこの数日です。


いまさらですが、結婚準備ダンドリBOOK

2015-03-08 16:40:33 | ベルばか日誌
昨年末に結婚情報誌ゼクシィに付録掲載された『愛と波乱の結婚準備ダンドリBOOK』。
原作者様による完全書き下ろしの「オスカルとアンドレ、幻の結婚式」、ずっと記事にしようと思ってたんですが、もう笑っちゃうほどタイミング外しましたね。
一体いつの話だっけ?と自分でも呆れてしまうのですが、書くと宣言した以上ちょっとでも触れたいと思います。


実は私、現代新婚物の二次創作を書いている者としては、いつか結婚式準備のエピソードなんかも書きたいと思っていたんですよ。
ですから原作者様がコラボで結婚準備編を描かれると聞いた時は、正直、「先を越された!?」と思ってしまいました。

ですが、原作にない部分を妄想するのが二次創作、原作者様が描いて下さればそれが公式バージョンです。
今まで原作で読めなかった結婚前の二人の幸せな部分が公になるのであれば、それに越したことはありませんよね。
ありがとうございます!理代子先生!


で、内容についてはもうご存知の方も多いかと思われますが、そうでない方にはネタばれになりますのでご注意。
タイミングも外しちゃってるので、ちょびっとだけかいつまんで書きます。




二人の結婚が決まって、ジャルジェ夫人が大喜びなさっているのが微笑ましいです。
私は以前現代物SSで、ちびOAの結婚話にはしゃぐジャルママを書いたことがあるので、自分の書いたものが正解だったようで嬉しかったです。
一方ジャルジェ将軍はちょっと小難しい顔をなさってますね。
娘を嫁がせる父の心境になったのでしょうか、ジェローデルとの結婚話の時にはこんな表情はなさりませんでしたが。

会場探し、ドレス選び、ゲストの招待、演出など、今時の結婚式って盛りだくさんなんですね。
トラブル続きでアワアワしている二人が微笑ましいのですが、ジャルジェ家では今まで5人のお姉さまを嫁がせているはず。
ですからジャルジェ家のご両親もばあやさんも侍女さんたちも、もっと結婚式慣れしててもいいんじゃないの?と突っ込みたくなる箇所多数、でもそれを言ったらマンガも成り立たないので、一つだけ。

ラストでル・ルーちゃんが結婚式に駆け付けたのがサプライズだったようですが、たとえ遠方に住んでいても親戚なんだしそんなに意外だったのかなあ。
逆にオルタンスお姉さまは、来るのに3日かかる妹の結婚式には来ないのかなあ?
ちょっと気になりました。

あと、描かれてはいませんでしたが、エンゲージリングはやっぱアンドレのお給料の3カ月分だったかのかしら、とか、結婚式の費用はジャルジェ家の丸抱えなのか、それともアンドレが今まで貯めてた蓄えの中から自分の衣装代くらい出したのかしら、とか。
そんなことも気になってしまいました。


自分が25年前に結婚式をした時には、お金がなかったことと、とにかく面倒なことを避けたいという理由で、結婚式場の何とかパックみたいなのをそのまま使って凝ったことは何もしませんでした。
当時はまだバブルの余波が残ってた頃で、地味婚なんて言葉もなく、今とは違って海外での結婚式なんかも選択肢になかったです。
結婚式という者に夢もあこがれも持っていない女子だったので、とにかく人並みに無難に済まそう、と考えてました。
今回のコラボ作品で、今時の結婚式事情が分かり、面白かったです。
私の周囲では、少し年上の同僚たちがお子さんの結婚適齢期を迎え始めていますが、うちの娘はまだ小学生ゆえ、私自身が結婚式の準備に巻き込まれるのは当分先のことになるでしょう。


原作者様には、楽しいお話をありがとうございます、と改めてお礼を申し上げたいです。
ところでここ数年、原作者様はいろんなところでちょっとずつコラボ作品など発表されてますが、それはコミックスとかにはならないのかなあ。
派遣会社とか、携帯会社とか、エステとか。
ネットにちょこっと掲載されただけのコラボ作品、まとめて紙面で読めるようになったらいいなあ・・・、と希望してます。