ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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エピソード5 前編読みました

2014-10-24 18:22:06 | ベルばか日誌
マーガレット22号、発売日にゲットできました。
最近では、買えないなんてことはないんでしょうか。山積みになって売ってました。

さて、前編です。
ネタばれあります。未読の方はご注意ください。







冒頭の結婚式のシーン、私はてっきりフローリアン君が革命後に嫁取りしたのかと思いました。
それにしちゃ、シチュエーションも周囲の貴族様たちも豪華絢爛、革命後っぽくないしそれ以前でもあるまいに。
そんなことまで考えてしまったのですが、なんだお兄様だったのですね。
フローリアン君とそっくりなイケメンお兄様でした。

それはあくまでプロローグで、本筋はジェローデルとフェルゼン伯の妹ソフィア嬢の絡み。
そしてオスカル様のドレス姿をジェローデルが目撃してたという、ファンにとってはなかなかに興味深い展開。
しかも、ジェローデルのソフィア嬢無理チュー、おおおおおっ、そう来たか、と思ってしまいました。

ソフィア嬢は、原作本編ではオスカル様に胸をときめかせるちょっとミーハーな可愛いお嬢さん、というイメージだったのですが、今回のエピソードでは、読書好きで知的、そしてファッションや社交界の噂話には無頓着な主体性のある女性として描かれていました。
後編でジェローデルとソフィア嬢の関係がどのように展開していくのか、やっぱ革命後なのかな。
私は本来はアンドレ至上主義、ジェローデルは興味の対象外でエピソードにも実はあまり期待はしていなかったのですが、今回は先が気になります。
いや~、楽しみですね~。



そう言えばヅカばらジェロ編もソフィア嬢がらみだったのですよね。
私はジェロ編は見ていませんしストーリーも把握してないので、今回のエピソードとどのくらい相似しているのか存じませんが。
やはり原作者様なりに、ご自分のジェロ×ソフィアを描きたいと思われたのかもしれませんね。


MC11巻、やっと

2014-10-19 15:12:00 | ベルばか日誌
MC11巻の感想を書こうと思いながら、すっかりタイミングを外してしまいました。

エピソード1の追加の部分、秘かにOAラブシーンを期待していたのですが、あらおばあちゃん案外元気だったのねの話でしたね。
原作の雰囲気ではずっと寝込んでいて、OAの戦死の報を聞いて後を追うように天に召されたのかと思ってました。

新作エピソードをまとめて手にすることができ、改めて読み直すことができて、大変喜ばしかったのですが、私が興味深く読んだのは巻末に収録された池田先生のインタビューでした。

エピソード1、アンドレの子供時代の話は、以前宝塚のために作った作品だったがヅカアレンジされたため自分で書いた、という逸話です。
そーか、確かにヅカばらアンドレ編、池田先生が原作を書かれたとなっていたし、内容的にエピソード1とかぶってるなあ、と思っていたのですが。

・・・そーか、原作者様、ヅカばらアンドレ編、不本意だったのね。

ヅカばらでは幼馴染だったマリーズちゃん、ずっとアンドレを思っていたのはいいんですが、20数年ぶりに再会していきなり
「結婚してくれるって言ったじゃん!」
・・・30過ぎにもなって、それはどうよ。

先生も私たちファンも、いろいろな経験を積んで年を重ねてきていますし、やはり大人として納得できるストーリーじゃないとね。

最後は大きな木のシーンで終わらせたかったとおっしゃっていた先生。
ドングリなどが成長して大きな木になるのには、やっぱり20年とか30年とか、かかるんでしょうね。
フランスも、社会も人も大きく変わったことでしょうが、確かに残るものもある。
あるいは、人はいなくなってしまっても、思い出は揺るがない。
木のシーンから、様々な解釈が考えられます。
きっと読んだ人によって、受け取るメッセージはそれぞれなのでしょう。


改めて、エピソードを書きあげて下さった池田先生に感謝です。


インタビューでは、さらに、ジャルジェ将軍やロザリーのことも書きたいとおっしゃっていらっしゃいました。
楽しみにしてお待ちしております。


そうこうしているうちに、また新作掲載のマーガレットが発売になりますね。
明日は本屋に行かねば。
そして次こそは、遅くならないうちに感想を書きたいと思います。