ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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め メルシーはフランス語で「ありがとう」

2014-05-07 14:36:53 | カルタ
マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ際に、お目付役として駐仏オーストリア大使を務めたのが、メルシー伯。

解説本によれば、アントワネットご成婚の時にメルシー伯、43歳だったとか。
びっくりです。
もっとじーさんのようなイメージがありましたが、今の私よりお若かったとは。


ちょっとググってみたら、メルシー伯は「le Comte de Mercy」、ありがとうは「Merci」。
微妙にスペルが違いますが、発音的にはどうなんでしょう?
フランスの人が耳にして「ありがとう伯爵」と聞こえたんでしょうか?
それに、フランスやオーストリアでは「メルシー」っていうのは名前として普通にあるんでしょうかね?
フランス語についても人名についても知識がなさすぎて、疑問は膨らむばかりであります。



そして、もうひとつ、思い出しました。
元プロ野球選手、某球団の監督も務め、現在プロ野球解説をなさっている有藤(ありとう)通世氏が、副業として「有賀藤(ありがとう)」という名前のお好み焼屋さんを経営してる、ってことを。

ベルとはまったく無関係なネタですが、ありがとうつながり、ってことで。

む 無理心中はいけません

2014-04-28 20:02:32 | カルタ
そりゃ、いけませんでしょう。

オスカル様の結婚話に、ワインに毒を入れて無理心中を図ろうとするアンドレ。
思いとどまってくれて、良かった良かった。


解説本によると、当時入手できた毒は
カンタリス(ハンミョウ虫毒)
プトマイン(牛、ヒキガエルの血)
あるいは、ヒ素などの鉱物毒
だそうです。


そう言われても、毒薬に関する知識は皆無ですので、ちょっとググってみました。

カンタリス
ツチハンミョウの分泌物から抽出される。
皮膚炎・神経痛や尿失禁・膀胱炎の治療、または毒薬・媚薬・発毛剤(!)などに利用される。
ただし、18世紀の科学技術では高純度に抽出することはできず、死ぬほどの毒性の高い薬ではなかったようです。

プトマイン
タンパク質が腐敗したときに発生する毒。
食中毒の原因になる毒素だそうです。
ですが、腐敗臭がものすごいため食べ物に混入しても絶対すぐバレる、と書いてあったので、これはありえなかったのでは。

ヒ素
8世紀にアラビアで作られて以来、中世、ルネッサンス期と暗殺に利用されていた。
ナポレオンもこの毒で死んだんじゃないかという説もある。


こう見てみると、アンドレが使おうとした毒は、上の3つの中ではヒ素が一番ありえそうですね。
ただアンドレは事前に神様にお祈りした後、「苦しませはしない」とか言ってましたが、ヒ素中毒の急性期症状は、腹痛・嘔吐・発熱・けいれんなどかなり苦しく悲惨なようです。
本当に飲んだら、かなり苦しんだと思われます。



だけどいずれの毒にしても、やっぱり人に飲ませようとしてはいけませんですね。


み 三十路過ぎてもマドモアゼル

2014-03-20 12:23:12 | カルタ
突然求婚してきたジェローデルに、「マドモアゼル」と呼びかけられ、動揺するオスカル様。

「ふ・・・、初めて呼ばれた・・・」
と仰ってますが、外伝ジェローデル編でちびジェロに「マドモアゼル」と呼ばれたのは、O様の中ではなかったことになっているのでしょう、きっと。


カルタの解説本によると、既婚女性は「マダム」、未婚女性は「マドモアゼル」、でも現代フランスでは少々ニュアンスが変わってきているとか。
自分より年上の方には「マダム」、迷ったら「マダム」、ということが多いそうです。


以前、スペインを旅行した人のエッセイで読んだ話です。
(うろ覚えなので、間違っていたらごめんなさい。)
スペイン語では既婚女性は「セニョーラ」、未婚女性は「セニョリータ」。
ですが、「セニョリータ」には「小娘」的な、女性を一人前扱いしていない的なニュアンスがあるため、大人の女性に対しては「セニョーラ」を使うのが一般的だとか。

私はスペインには行ったことがありませんが、20数年前、夫とイタリアに旅行した時にアリタリア航空のイケメン客室乗務員さんに
「マッダ~ム?」
と呼びかけられました。
20数年前の私、20代半ばでフリーの貧乏旅行をしてる貧相な日本人ですよ。
元々童顔ですし、イタリア人から見たら貧乏学生にしか見えなかったと思うんですけど、一応夫婦で搭乗しているので「大人」扱いしてくれたのでしょう。

「ふ・・・、初めて呼ばれた・・・」
とは思わなかったですけど
「え?マダムって、なに?あたし??」
とちょっと動揺したのを覚えています。


原作では、ジェローデルはO様に対し、あなたを女性として見ていますよ的なアピールをするため「マドモアゼル」と呼びかけたのでしょう。
O様、十分その言葉に動揺、女心を刺激されていますよね。



でも個人的には、その後オスカル様がバイオリンの弦で手を怪我しアンドレが手当てして、二人が微妙な雰囲気になるシーンの方が萌えポイントだったりします。



ま マントはためく黒い騎士

2014-03-08 15:33:47 | カルタ
しばらくお休みしていた、というかすっかり忘れていたカルタネタ、再開します。


マントをはためかせて闇夜を走る黒い騎士。

でも、そもそも何のためのマント?
電気の照明のない18世紀なら、夜はあのマントで身を隠せたのかな?
だけど重そうだしあちこち引っ掛かりそうだし、泥棒するのに邪魔じゃね?

そんな疑問が生じたので、ちょっとググってみました。
そもそものマントの役割は防寒具。
その後、聖職者や権力者が、その権力や富の象徴として身に着けるようにもなった。
ヒーローや悪者がマントを身につけているのは、その方がカッコいいから。

そうか、黒い騎士の場合も、実用性よりカッコよさを優先したのかもしれないね。

現実の世界では、少なくとも私はマントを着用することはありません。
お洒落な友人が秋の終わり頃、寒くなってきた頃に着ていたのを何度か見たことがあります。
また、皇族の方々が着用されているのも拝見しますけれども。
実用的な防寒具というよりは、おしゃれグッズではないかと思います。



昔の子供は、ヒーローごっこなどで、風呂敷をマント代わりに首に結んで遊んだものです。
私が小学生の頃、テレビの子供向けドラマで「怪人二十面相」っていうのをやっていて、学校のお楽しみ会でそれを劇にして紫の風呂敷で扮装していたクラスメイトがいました。
この記事を書くにあたり、そんなことをふいに思い出し、しみじみしてしまいました。

今の子供はそんなことしないのかな。
だいたい、風呂敷なんて家庭になかったり、目にしたことのない子供も多いんじゃないかな。
戦いごっこをするとしても、おもちゃ会社から精巧なヒーローの武器やベルトなんかが販売されていますものね。

だけど、そういやうちの娘が少し前にお友達と劇ごっこをしていた頃、家で練習していて魔女役の子がバスタオルをマント代わりに羽織って
「ホーーホッホッホ」
と高笑いしていたなあ。

高価な小道具がなくても、今も昔も、子供は身近なものを見立てで利用して遊べるんですね。


ほ 北欧の騎士(ナイト)に ひと目惚れ

2013-06-24 19:31:17 | カルタ
しばらくぶりの更新になってしまいました。
ずっと中断してたカルタネタ、再開します。


マリー・アントワネット様、お忍びで出かけたパリオペラ座の仮面舞踏会でフェルゼンと出会い、運命の恋に落ちます。

で、今原作を改めて確認したのですが、この二人、この仮面舞踏会で一緒に踊ったわけではないんですね。
なんとなく、身分を隠して一緒に踊り、楽しく過ごした後に仮面を引っぺがされて恋に落ちたような勘違いをしてました。
フェルゼンは、他の男性と踊ってる王太子妃をそれとは知らずに見初め、強引に踊りに誘おうとしてオスカル様にカットインされたんですね。

当時の彼らは18歳、高校卒業前後と考えたら、恋したい盛りです。
アントワネット様は踊ってる最中にフェルゼンの熱い視線を感じ、どぎまぎしたりしてます。
う~ん、乙女だなあ。

だけど考えてみたら、アントワネット様かフェルゼンのどっちかがチャラい人だったりしたら、行きずりの恋で終わったかもしれないですよね。
仮面舞踏会、というのは、出会いの場としてはかなりチャラいとこだし。
プラトニックでありながら生涯貫いた、命をかけた恋となったのは、身分とか人妻とかの障害ゆえ盛り上がったというのもありましょうが、二人とも根は誠実な人柄だったということもあったのかなあ、と思いました。



この春以降、家族の生活スタイルに変化があり、家族の在宅時間が大幅に増え、私の一人パソコン時間が本当に取れなくなってしまいました。
ブログやサイトを休止するほどではないですが、あと2~3年、更新頻度はかなりスローペースになると思われます。
楽しみに訪問してくださる方々には申し訳ないですが、どうぞご理解、ご了承くださいませ。

へ 平民どもは裏口へ

2013-02-01 16:14:09 | カルタ
同じ議員であっても、平民議員は三部会議場の正面入り口からは入れません。
こう言い切ったドルー・ブレゼ候は実在の人物で、儀式などを取り仕切る式部長官だったそうです。



平民どもは裏口へ、この言葉を聞くと思い出すことがあります。
以前サイトに「派遣のアンドレ」を連載していた頃にも、私の派遣時代の思い出としてこのブログで記事にしたので、お読みになっている方、ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、まあ語らせて下さい。


10数年前、当時私が派遣されていたのは、某大企業のIT系関連会社でした。
会社の入っているビルは25階建くらいのお洒落なビル、社員の人たちはICカードの社員証で自動改札のような正面入り口から入り、20台くらいあるエレベーターでオフィスへ向かいます。
ところがこの会社には、私のような派遣社員だけでなく、システム開発プロジェクトの協力会社から大勢のエンジニアさんが出社していました。
おそらく数百人に上ると思います。
この正社員でない人々は社員証がないため、正面入り口からは入れません。
外階段から地下2階に下り、通用口から入り、荷物用エレベーターでそれぞれの階のオフィスに行くのです。
荷物用エレベーターは30人くらい乗れましたが、2台しかありません。
朝の出勤時間には、数百人がこのエレベーターを利用するわけです。
タイミングが悪いと、10分くらい、通用口で押し合いへしあいして待つのです。

大企業様に雇っていただいている身分ですし、みんな文句も言わず黙って待っていました。
(雨の中入場を待つ平民議員のような情熱とかは、多分なかったと思います。)
私の上司にあたる人は、「僕ら『出入り業者』扱いだから」と笑っていました。


私のいたプロジェクトチームが解散になる2~3週間前に、やっと「出入り業者」にも入館用ICカードが貸与されることになり、私はカッコいい正面入り口から入ってカッコいいエレベーターでサクッとオフィスに行けるようになりました。
ええ、2~3週間だけでしたけど。


他の会社でも、雇用形態による待遇の差、っていうのはあると思います。
正社員・非正規社員、とか、語り出したらきりがないくらいあることでしょう。
だけど、正社員じゃない奴は裏口へ、っていうのも、今考えると結構すごかったなあ、と思ってしまうのです。


その話、前にも聞いたわよ、っていう方々、どうもすみませんでした。

ふ 武器をとれ 市民諸君(シトワイヤン)

2013-01-24 15:47:31 | カルタ
1789年7月11日、大蔵大臣ネッケルが罷免され、ベルナールは市民に
「武器をとれ、国王の軍隊が我々を虐殺しにくるぞ」
と演説。


それまで国王貴族の圧政に耐え、搾取されてきた平民に、武力をもって反旗を翻そうと呼び掛けたのです。
これが7月14日の革命に繋がり、ひいては現代の西欧や日本の社会構造に繋がっているのですね。
私らが現代の日本で、身分にしばられずに生き方を選択できるのも、この革命のおかげです。

ベルナールはジャーナリストですから、それまで言論によって自分たちの主義主張を世間に訴えてきました。
その彼がついに、「武器をとれ」と訴えたということは、社会制度のひずみがMAXに達していたというのもありましょうが、国王側も軍を集め民衆を制圧しようとしていることから、やらなければやられる、という危機感があったと思います。



子供のころから戦争を知らず、「暴力はいけません」、「自分が人にされて嫌なことは人にやっちゃいけません」と教えられて育った現代の日本人としては、自分らの主張を通すために武力に訴える、ということに多少の違和感を感じてしまいます。
武力衝突があれば、必ず人命が失われ、多くの人が苦しみ悲しむのです。


そんなことを考えていた折も折、海外でのテロ事件、軍事弾圧で、日本人を含む一般人が多数犠牲となりました。
自分たちの仕事をコツコツと、普通に真面目に生きてきた人々です。
報道を見聞きするにつれ、やり切れない思いになります。

「暴力はいけません」ていうのが常識と思ってきましたが、そんなの日本だけなんでしょうか。
国際的には通用しないのかな。


だからと言って、革命が間違っていたわけではありません。
意見を主張し自分の理想を実現するため、そして自分や家族の命を守るため、多くの人々が武器をとり戦いを重ね、そして今の世界ができあがっているんですよね。
今の平和な日本も、人権宣言の思想を受け入れ、数々の戦争を経て、先人達が積み上げてきたものです。



あれこれ考えていたら、ちょっと重い記事になってしまってすみません。

年明けに風邪をひき、薬を飲み毎日8時間くらい寝てるのに、未だに咳が止まりません。
皆様も、どうぞお気をつけ下さい。

バレンタインに向け、またひと頑張りしたいと思います。


ひ 引き際を心得ているいい男

2013-01-17 10:46:24 | カルタ
オスカル様からアンドレに対する偽らざる心境を告げられたジェローデル。
あなたが不幸になるなら私もまた・・・、と潔く身を引きます。


うん、常に冷静でカッコいいジェローデル、振られる時もカッコいい。
アンドレが何かにつけてジタバタし、あれこれやらかすのとは対照的です。

ですが、10歳の頃よりかれこれ35年超、アンドレ絶対主義を掲げる私、ジェローデルはアンドレの幸せを脅かす悪い奴、という刷り込みが抜けません。
なにしろ、ベルサイト巡りを始めて何より驚いたのは、ジェローデルファン、という人々がかなりの数いらっしゃることでした。
それほど一般受けする人気者だったとは。
大人になって冷静に見れば、確かにカッコよくていい奴なんですけどねえ。
Kidsでは猫好きだし。


最近になって、会社のある同僚がジェローデルファンだと知りました。
彼女とはほぼ同時期に入社し、マンガ・アニメ・ゲームの趣味がなんとなくかぶっていることはお互いわかっていたのですが、配属先も勤務時間も違っているため、腹を割って話をする機会は少なかったのです。
それでもマンガやDVDの貸し借りなどしていて、先日、借りたDVDのお礼にふと思いついて、使い道に困っていたベルトイレットペーパーを1個差し上げたところ、彼女、猛烈に食いついてくれました!
「ジェローデル様の絵のはないの!?」
おお、この人、ジェロっちファンだったのね。

昨年ベルトイレットペーパーネタを書いた時には気付かなかったのですが、パッケージの下の方を探してみたら、ありました。
脇役シルエットのロールです。



参考までに、この裏の方にはジャンヌとベルナールのシルエットが描かれています。

この写真を彼女に見せ、勢いでパッケージなどの写メも見せたところ、大喜びしてくれました。
そして
「側面の写真まで撮るなんて、やっぱきめちゃん、オタクよね~」
(気になる方はご参照ください。昨年8月17日のブログ、トイレットペーパー

いや別に、オタクだなんてそんな。
リアル生活ではあくまで隠れファンで通す私。
「生協のカタログにあったからさ、軽い気持ちで注文したのよ~」

周囲の別の同僚たちも、面白がってくれました。
「でもなんで今時ベルばら?別に流行ってないよね」

うん、世間一般ではブームになってないだろうけど、私の中では密かに永遠にブームなんだよ。


とりあえず、私にとってはジェロっちは興味の対象外ですし、ジェロっちロールはいずれ、何かの折に同僚にプレゼントしようと思います。

は ばんざ~い お仕事が見つかった

2012-11-02 11:14:08 | カルタ
病気の母さんを養うため、必死で仕事探しをしていたロザリー。
ローズ・ベルタンの店で下働きの仕事をさせてもらえることになり、大喜び。


仕事と言えば、愚痴を言いだしたらきりがありません。
ちょっとしたトラブルや人間関係のいざこざは日常茶飯事。
そして最近では、職場の組織改編とか人事異動とか、それにからむ同僚おばちゃんパートさんたちの噂話ひそひそ話、・・・プチストレスの溜まりまくる毎日です。

それでも現代の社会では、お仕事したくても仕事に就けない方、家族や自分自身を養わなきゃいけないのにその糧が見つけられない方、そんな方がたくさんいらっしゃいます。
それを考えたら、とりあえず継続して働くことができ、月々きちんと収入を得ることのできる自分は、恵まれているのだ、と思います。

そんな話をある同僚としていたら、
「そう、結局みんな、そう言って自分で自分を慰めてるのよねえ」

・・・そんなシニカルな言い方するものじゃないわ、と仰ったのは外伝のオルタンスお姉さまでしたか。
そう言っちゃ、身も蓋もないじゃん。
せっかく私が、現状に満足して前向きに働こうよ、って、姿勢を切り替えようとしてるんだから。

でもそんな彼女も、何だかんだ言いながらもこの会社で10年以上パートを続けている大ベテラン。
心おきなく愚痴を言い合える同僚がいるっていうのが、逆に長続きの秘訣かもね。



ところで冒頭のロザリーちゃん、せっかくお仕事が見つかったのに、この直後、母さんがP夫人の馬車に轢かれてお亡くなりに、お葬式後ロザちゃんは単身ベルサイユに乗り込むことに。
ロザちゃんの運命は急転します。

やっぱベルタンさんのお店には出勤することなく終わったんだろうな。

の ノミ色ドレスが大流行

2012-09-06 11:23:55 | カルタ
王妃となったアントワネット様はファッションリーダー。
ルイ16世陛下が「まるでノミの色」と表現した布地が、ノミの腹色、ノミの足色に分けられ、貴婦人たちの間で大流行に。

不勉強で私は知らないんですが、このエピソードって実話なんでしょうか、それとも原作者様の創作なんでしょうか。
解説本には、「実際は分かりませんが」と記述されています。


ノミと言えば、昔飼っていた猫に一度だけノミがついて大変だったことがあります。
完全に室内飼いだったのに、多分一緒に飼っていた犬が散歩で拾ってきて、うつっちゃったんでしょう。
獣医さんでもらった薬で根治しましたが、一時期は毎日ノミ取り櫛で梳いて取ってやっていました。
この時に見たノミは確かに赤茶色っぽかったですが、腹の色と足の色の違いまではわからなかったなあ。
もっとも犬猫につくノミと人につくノミは種類が違うそうですが。
私が「ノミ」の実物を見たのはこの時だけです。
当時のベルサイユ、っていうかヨーロッパの衛生状態では、ノミもダニも当然のように周囲にいたんでしょうね。


話題は全然変わりますが、もう一つ気になることが。
原作では、ローズ・ベルタン嬢にドレスを作らせる場面にルイ16世陛下が登場し「ノミの色」発言をするのですが、アニばらではこの発言、アンドレじゃなかったかな。
ベルタン嬢や取り巻きに囲まれている王妃様の元にOAが登場、意見を求められたアンドレが「ノミの色」発言、気色ばむ一同の中、王妃様がそれを面白がったもので、流行することになった、みたいな。

それを見た当時は、スタッフがアンドレの出番を増やそうと思ったのかな、とか考えて喜んでいたんですが。
今になって深読みして考えると、ノミ云々という発言は、国王より平民のアンドレの方がふさわしいと思ったのかもしれないな、とか。

私の記憶違いだったらすみません。