ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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「オペラ座の怪人」とアンドレ

2013-05-27 13:14:16 | ベルばか日誌
先日、劇団四季のミュージカル、「オペラ座の怪人」を観賞してきました。

しばらく公私ともに忙しくしてましたし、たまには自分のためにお金と時間を使いたいなあ、と。
つまり自分へのご褒美ですね。

ええ、期待に違わず素晴らしい舞台でした。
歌やダンスは最高でしたし、ストーリーも、ラストでは思わずこみ上げるものがありました。



そして、このブログで取り上げるからには、ちょっと引っかかる部分があったのです。

舞台は19世紀中ごろのパリ、オペラ座。
ストーリーは有名ですので説明は端折りますが、怪人が愛する新人女優を主役にしたオペラの上演をめぐって、奇怪な事件が起きるのですね。
そのオペラ座には二人の支配人がおり、二人とも芸術はわからないけど金勘定と世間体には敏感なおっさんなんですけど、そのうちの一人、名前が

ムッシュー・アンドレ

なのでした。

「オペラ座の怪人」に、アンドレという登場人物がいたとは!
初めて知りました。

ところで私は今まで、アンドレっていうのはファーストネームで、ファーストネームには「ムッシュー」とは付けないんだと思っていました。
「オペラ座の怪人」は元々フランスの小説をイギリスで舞台化したもので、台本も英語から翻訳されているようです。
ですから、英語の台本でもきっと「ムッシュー・アンドレ」となってるんでしょうね。

私の見た舞台のムッシュー・アンドレ、怪人の事件に右往左往するものの、すらりと長身で知的で洗練されたおじさまで、もちろん歌声も素晴らしく、とても素敵でした。
本筋とは関係ない部分で、「おお、アンドレ!」と、おっさん萌えが発現してしまいました。




拍手コメントお礼

2013-05-20 18:10:17 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメントいただきました。
どうもありがとうございました。


>同志がいない寂しさ
なんと!10代の方からコメントいただいてしまいました。
こんなおばちゃんサイトに、ようこそお越しくださいました。
原作の素晴らしさ、面白さは、時代を超え、今の若い方々も惹きつけるのですね。
私も10代~40歳近くまで、同志もおらず、ひっそりと心の奥で妄想生活を送っていました。
今はネットでお仲間を見つけることのできる時代です。
便利な世の中になったものよのう・・・、と感慨にふけるのもまた年寄りくさいでしょうか。
最近所帯じみてきた現代物サイトですが、どうぞOAを堪能してくださいませ。




娘のバレエの発表会が終わって少しは暇になるかと思ったら。
4年生になって学童保育に行かなくなった娘とその同級生たちが、放課後我が家に乱入し、ひとしきり遊んで行きます。
夕刻、仕事でヘトヘトになって帰って来る母、おちおちパソコンも開いていられません。
でも仲良く遊べるお友達がいるってことは、とっても幸せなことだよね。
私も4年生の頃は、親友たちとベルばらごっこ三昧だったもん。
楽しそうに遊びに夢中になる娘たちを見て、ちょっと昔を思い出してしみじみすることもある今日この頃です。

拍手コメントお礼と、ちょこっと近況

2013-05-15 12:05:38 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメントいただきました。
ありがとうございました。
以下、簡単ですが、お返事です。


>ラブラブどころを
エピソード、短編じゃ物足りない!のは私だけじゃなかったんですね。
そもそも私が妄想・創作を始めたのは、原作本編でラブラブの時期が短くて、もっと二人の幸せを見たいと思ったからでした。
原作者様によるラブラブ純正サイドストーリー、マジでもっと読みたいです。


>これからも楽しみに
応援メッセージ頂きました。
ありがとうございます、本当に嬉しいです。
これからもマイペースでサイトもブログも続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。



娘のバレエの発表会が終わりました。
発表会の2~3週間前に、関係者の入院や骨折が続発し、一時は実施すら危ぶまれました。
それでもなんとか無事開幕し、いくつかの失敗もありましたが、そこは子供のお稽古事ということで笑ってスルーしていただき、無事閉幕。
記憶に残る(笑)発表会になりました。

おばあちゃん、あのリボンは?

2013-05-13 10:12:11 | ベルばか日誌
付録本ネタ、しつこく突っ込みます。

ネタばれ注意!!















アンドレ少年時代で、気になったこと。

クリスティーヌちゃんからもらったリボン、おばあちゃんが
「あたしが預かっといてあげよう」
とバッグに入れました。
そのリボン、後でちゃんとアンドレの手に渡ったんだろうか?

と言うのも、娘が小さかった頃の私の個人的な経験では
「はいはい、じゃあママのバッグに入れておくね」
と娘から預かった物、大半は二度と娘の手に渡らずゴミ箱行きになる、のでした。
預かった物とは、それこそ拾ったドングリとか石ころとか葉っぱとか、保育所でちょっとお絵かきした紙とか折り紙作品とか、ファミレスのお子様セットについてた安っぽいおもちゃとか。
子供は拾ったあるいはもらったその時にはすごく喜ぶんですけど、ママのバッグに入れて3歩歩けば忘れます。

そんな経験が多々あるものですから、エピソードでの上記シーンを見た瞬間、
おいおい、おばあちゃん、それまさか何気に捨てちゃうんじゃ・・・
と思ってしまったんですね。

いやでもしかし、現代日本と違ってリボン一つでも庶民には貴重な品だったはず。
ましてやお別れしたお友達からもらった物なら、おばあちゃんだってむげに捨てたりせず、きっとジャルジェ家に着いてからアンドレに渡したでしょう。
アンドレだって、子供時代の思い出のよすがとして、大切に取ってあったはず。
素直にそう考えるのが本筋ですよね。



それからもうひとつ。
「あたしをアンドレのお嫁さんにしてね!」
と言われ
「え!?う・・・うん、いいよ!」
と答えるアンドレの適当っぷり・・・、う~ん、身近にいる小3男子たちを彷彿とさせます。
これも3歩歩いたら忘れそう、そう思ったのは私だけ?



付録本

2013-05-08 11:23:16 | ベルばか日誌
す~っかりタイミングを外しましたが、マーガレット10号の付録、「ベルサイユのばら エピソード」ネタです。
発売日から2日後、本屋2件目でゲットしました。

以下、激しくネタばれしてますので、ご注意!
















一読した感想は、こんな話、どっかで見た・・・。
と思って考えてみたら、3~4年前のヅカばらアンドレ編です。
あのアンドレ編は確か、原案は原作者様だったはず。

ヅカばらでは、幼馴染の女の子はマリーズちゃん、O様とラブになった後(直前だったっけ?)のアンドレと再会し、
「結婚してくれるって言ったじゃん!」
と詰め寄る、イタい女子だった記憶が。

今回のマリー・クリスティーヌ嬢は、それに比べるとずっと大人です。
クリスティーヌもアンドレも、それぞれの人生を生きて来て、一瞬再会した後、子供時代の思い出を封印する、っていうのは、酸いも甘いも噛み分けた大人の行動だよね。
洗練された、素敵なエンディングでした。


そして、アンドレの子供時代、OAラブラブ後のツーショット、1つのお話で2度美味しい、このお得感が嬉しかったです。
ラブラブと言えば、「クリスティーヌ様がお前を見ている」と言うO様が、ヤキモチ焼いてんのか?と思わせて可愛いですね。
原作本編ではお目にかかれなかったシーンです。
その後にアンドレに「お前だけだ」と言われて当然だと言わんばかりに微笑むO様、・・・う~ん、これが原作O様なんだなあ。


ですが・・・、

16ページじゃ短すぎる!
もっと読みた~~~い!!

と思ったのは私だけでしょうか。



最期に一つだけツッコミ。
ロベピ先生がOAを「オスカル、アンドレ」と呼んでいたのを見て、Kidsかい、と思ってしまいました。
更にクリスティーヌちゃんに「オスカルと従卒のアンドレ」と紹介してるのを、「修二と彰」とか「信長と蘭丸」(わかりづらいネタでスミマセン)とかのユニットを思い起こしてしまいました。