ちょっと古い話ですが、7月に娘を連れてミュージカル『ピーターパン』を見に行きました。
その昔郁恵ちゃんが空飛んだやつ、と言えば、大抵の方は、あああれね、とお分かり頂けると思います。
娘が5歳のころから毎年夏に見に行き続け、今年で5回目になりました。
ちなみに初めて見に行った5年前、このブログで記事にしたのがこちら。
ミュージカル『ピーターパン』その1
ミュージカル『ピーターパン』その2
まだお読みでない方はよろしければご確認ください。
(特に「その2」はベルがらみネタです。本編に戻る場合はブラウザの「戻る」ボタンをお使いください。)
さて、ミュージカルピーターパン、毎年キャストも少しずつ変わり、シナリオや演出もちょっとずつ違います。
去年まで3年間は
ウエンディ 神田沙也加ちゃん
フック船長 橋本じゅん氏
でしたが、今年は
ウエンディ AKBのだれやら
フック船長 武田真治さん
でした。
武田真治さんといえば、エンタメ系に弱い私でも名前を知っている、モデル出身のイケメン俳優さんです。
フック船長役は、ウエンディのお父さん役と二役演じることになっていて、最初お父さん役で登場された時には、去年までの橋本じゅんさんと比べ、貫禄がないなあと思いました。
去年までの橋本じゅんさん、恰幅が良くいかにも「お父さん」という感じ、フック船長役でも、手下をアゴでこき使う偉そーな親分っぷりでした。
それに比して武田さん、イケメンですが細身で若々しく、ちょっと3児の父には無理があるんじゃあ、と感じたのです。
それが2幕に入りフック船長で登場すると、これがカッコいい!
赤ビロードに金モールで縁取りした海賊服、黒ビロードの帽子。
ジョニー・デップが更に洗練されたようなカッコよさ、海賊というよりは貴公子のようです。
武田真治なんて今まで興味なかったけど、こうやって見るとカッコいいわ、素敵だわ。
敵役だけど素敵、まるでジェローデルのよう。
いや、ジェロっちは好きじゃないんですが、生来の悪役好きが発動です。
そう思いながら見ていると、舞台はピーターパンがフック船長をからかう場面に。
船長が手下にタイガー・リリー(ピーターパンと同じ島に住むインディアン)を捕らえて殺すように命じていたのですが、ピーターは物陰から船長の声色を真似て、手下にリリーを逃がすよう命じます。
リリーが解放された後、本物の船長が現れ、リリーを逃がしたと知って激怒、手下たちは戸惑います。
ピーターはさらにフック船長の声真似で、海賊たちに語りかけます。
ビビる海賊一同。
フック「お前は誰だ!?」
ピーター「おれはフックだ」
フック「じゃあ、おれは誰だ?」
ピーター「お前は・・・、ワカメだ!」
ワカメ!?
・・・そうか、貴公子フック船長、ワカメでしたか、やっぱジェロっちでしたか。
観客一同も笑っていましたが、本編とは全く関係ない部分でウケてしまった私でした。
ストーリーは順当に進み、フック船長はピーターにやっつけられて、めでたしめでたし。
ですが、悪役好き全開モードの私、心の中ではフック船長を応援し、イケメンフック船長を十分に堪能させてもらいました。
その昔郁恵ちゃんが空飛んだやつ、と言えば、大抵の方は、あああれね、とお分かり頂けると思います。
娘が5歳のころから毎年夏に見に行き続け、今年で5回目になりました。
ちなみに初めて見に行った5年前、このブログで記事にしたのがこちら。
ミュージカル『ピーターパン』その1
ミュージカル『ピーターパン』その2
まだお読みでない方はよろしければご確認ください。
(特に「その2」はベルがらみネタです。本編に戻る場合はブラウザの「戻る」ボタンをお使いください。)
さて、ミュージカルピーターパン、毎年キャストも少しずつ変わり、シナリオや演出もちょっとずつ違います。
去年まで3年間は
ウエンディ 神田沙也加ちゃん
フック船長 橋本じゅん氏
でしたが、今年は
ウエンディ AKBのだれやら
フック船長 武田真治さん
でした。
武田真治さんといえば、エンタメ系に弱い私でも名前を知っている、モデル出身のイケメン俳優さんです。
フック船長役は、ウエンディのお父さん役と二役演じることになっていて、最初お父さん役で登場された時には、去年までの橋本じゅんさんと比べ、貫禄がないなあと思いました。
去年までの橋本じゅんさん、恰幅が良くいかにも「お父さん」という感じ、フック船長役でも、手下をアゴでこき使う偉そーな親分っぷりでした。
それに比して武田さん、イケメンですが細身で若々しく、ちょっと3児の父には無理があるんじゃあ、と感じたのです。
それが2幕に入りフック船長で登場すると、これがカッコいい!
赤ビロードに金モールで縁取りした海賊服、黒ビロードの帽子。
ジョニー・デップが更に洗練されたようなカッコよさ、海賊というよりは貴公子のようです。
武田真治なんて今まで興味なかったけど、こうやって見るとカッコいいわ、素敵だわ。
敵役だけど素敵、まるでジェローデルのよう。
いや、ジェロっちは好きじゃないんですが、生来の悪役好きが発動です。
そう思いながら見ていると、舞台はピーターパンがフック船長をからかう場面に。
船長が手下にタイガー・リリー(ピーターパンと同じ島に住むインディアン)を捕らえて殺すように命じていたのですが、ピーターは物陰から船長の声色を真似て、手下にリリーを逃がすよう命じます。
リリーが解放された後、本物の船長が現れ、リリーを逃がしたと知って激怒、手下たちは戸惑います。
ピーターはさらにフック船長の声真似で、海賊たちに語りかけます。
ビビる海賊一同。
フック「お前は誰だ!?」
ピーター「おれはフックだ」
フック「じゃあ、おれは誰だ?」
ピーター「お前は・・・、ワカメだ!」
ワカメ!?
・・・そうか、貴公子フック船長、ワカメでしたか、やっぱジェロっちでしたか。
観客一同も笑っていましたが、本編とは全く関係ない部分でウケてしまった私でした。
ストーリーは順当に進み、フック船長はピーターにやっつけられて、めでたしめでたし。
ですが、悪役好き全開モードの私、心の中ではフック船長を応援し、イケメンフック船長を十分に堪能させてもらいました。