ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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ピーターパン2012

2012-08-30 12:02:50 | ベルばか日誌
ちょっと古い話ですが、7月に娘を連れてミュージカル『ピーターパン』を見に行きました。
その昔郁恵ちゃんが空飛んだやつ、と言えば、大抵の方は、あああれね、とお分かり頂けると思います。
娘が5歳のころから毎年夏に見に行き続け、今年で5回目になりました。

ちなみに初めて見に行った5年前、このブログで記事にしたのがこちら。
ミュージカル『ピーターパン』その1
ミュージカル『ピーターパン』その2
まだお読みでない方はよろしければご確認ください。
(特に「その2」はベルがらみネタです。本編に戻る場合はブラウザの「戻る」ボタンをお使いください。)


さて、ミュージカルピーターパン、毎年キャストも少しずつ変わり、シナリオや演出もちょっとずつ違います。
去年まで3年間は
ウエンディ 神田沙也加ちゃん
フック船長 橋本じゅん氏
でしたが、今年は
ウエンディ AKBのだれやら
フック船長 武田真治さん
でした。

武田真治さんといえば、エンタメ系に弱い私でも名前を知っている、モデル出身のイケメン俳優さんです。
フック船長役は、ウエンディのお父さん役と二役演じることになっていて、最初お父さん役で登場された時には、去年までの橋本じゅんさんと比べ、貫禄がないなあと思いました。
去年までの橋本じゅんさん、恰幅が良くいかにも「お父さん」という感じ、フック船長役でも、手下をアゴでこき使う偉そーな親分っぷりでした。
それに比して武田さん、イケメンですが細身で若々しく、ちょっと3児の父には無理があるんじゃあ、と感じたのです。
それが2幕に入りフック船長で登場すると、これがカッコいい!
赤ビロードに金モールで縁取りした海賊服、黒ビロードの帽子。
ジョニー・デップが更に洗練されたようなカッコよさ、海賊というよりは貴公子のようです。

武田真治なんて今まで興味なかったけど、こうやって見るとカッコいいわ、素敵だわ。
敵役だけど素敵、まるでジェローデルのよう。
いや、ジェロっちは好きじゃないんですが、生来の悪役好きが発動です。

そう思いながら見ていると、舞台はピーターパンがフック船長をからかう場面に。
船長が手下にタイガー・リリー(ピーターパンと同じ島に住むインディアン)を捕らえて殺すように命じていたのですが、ピーターは物陰から船長の声色を真似て、手下にリリーを逃がすよう命じます。
リリーが解放された後、本物の船長が現れ、リリーを逃がしたと知って激怒、手下たちは戸惑います。
ピーターはさらにフック船長の声真似で、海賊たちに語りかけます。
ビビる海賊一同。

フック「お前は誰だ!?」
ピーター「おれはフックだ」
フック「じゃあ、おれは誰だ?」
ピーター「お前は・・・、ワカメだ!」

ワカメ!?
・・・そうか、貴公子フック船長、ワカメでしたか、やっぱジェロっちでしたか。

観客一同も笑っていましたが、本編とは全く関係ない部分でウケてしまった私でした。



ストーリーは順当に進み、フック船長はピーターにやっつけられて、めでたしめでたし。
ですが、悪役好き全開モードの私、心の中ではフック船長を応援し、イケメンフック船長を十分に堪能させてもらいました。



拍手お礼と、内祝い

2012-08-27 16:18:12 | 楽屋オチ
先週更新しましたSSサイトに多数の拍手をいただいて、ありがとうございました。
閲覧してくださった方も、どうもありがとうございます。


前作現代物の、ちびOAの結婚話にはしゃぐジャルママから思い浮かんだ話です。
アンドレが赤ちゃんの頃から、ジャルママにとっては気になる男の子だったのでは、と想像してみました。

18世紀の昔ならともかく、身分制度も緩くなり通信手段が発達した現代では、ジャルジェ家の人々とばあやの娘が全く没交渉ってわけでもないだろうな、とか。
アンドレが生まれた時も、同じ年頃の子どもを持つ母として、ジャルママ、興味を持って写真ぐらいは見ただろうしお祝いだって贈ったかもしれないな、とか。


ところで、ばあやの娘がジャルジェ夫人から「出産祝い」をもらったとして、お返しはするのかな、とちょっと疑問に思いました。
日本は半返しで「内祝い」の品を送ったりしますが、欧米には「お返し」の風習自体がないと聞いたことがある気がします。
ですから今回の作中では特にお返しはしなかった設定にしたのですが。

でももしお返しするとしたら、何を送ろうかすごく気を使いますよねえ。
相手は大貴族の夫人&母親の雇い主ですよ、滅多な物は送れないじゃないですか。
予算の範囲内で、安っぽくなくて、迷惑にならなくて、気のきいたお洒落なもの。
どんな物なら喜ばれるか、センスを問われますね。








トイレットペーパーのコメントお返事

2012-08-21 15:12:44 | ベルばか日誌
SSサイトの拍手コメントに、↓↓の記事のご感想下さった方、ありがとうございました。
↓の記事と入れ違いになってしまったようで、お返事が前後してしまって申し訳ありませんでした。

>観賞用
お店で売っているのはまだ見かけたことないですねえ。
売られていても、逆にそれほどファンじゃない人じゃないと、平然とレジに持って行けないんじゃないかと思います。
ええ、ちょっとギャグで買ってみようかしら、的な。

それと、使うのもよっぽどの非常時じゃないと使えない気が。
大災害が起こって、今はこれ使わないと葉っぱや草を使うしかない!なんて状況にでもならない限り。
そんな非常事態が起こらないことを願います。


買って2週間になりますが、当初家じゅうに漂うほど強かった香りはほとんど気にならなくなりました。
顔を近づけて嗅げば香りますけれど。
ですから夫はトイレットペーパーの存在に気づかないままです。


もうすぐアンドレのお誕生日だとか。
短いのを1本考えてるんですが、間に合うかわかりません。
しかも、読者の皆様が期待されているようなお話とは、全く違う方面です。
ですので、まああまり期待なさらず、更新があってもなくても、さらっとスルーしてくださいませ。


トイレットペーパー その2

2012-08-20 14:16:13 | ベルばか日誌
さて、購入したけど使う勇気の出ないベルばらトイレットペーパー。

話のネタに、日ごろお世話になっている職場の同僚、Mさんに1個差し上げることにしました。
彼女は私より少し年上で、多分普通にベルばらが好きな人。
朝日新聞の愛読者で、毎週土曜版の「ベルばらKids」を楽しみに読んでいる、と聞いたことがあります。

少し前にMさんから地域限定食品のおすそわけをいただいたこともあり、そのお礼も兼ねてプレゼントしました。

絵柄は、↓の記事に載せた写真とは少し違う柄の、ゴージャスなアントワネット様。
・・・ええ、Mさんはとても喜んで、っていうか、笑ってくれました。

「ええ~っ?可愛い~!こんなのがあるんだ~!・・・でも、これであたしのおシリ拭くの~?」

うん、やっぱり使いずらいよね、大ファンじゃなくても。


ブログネタにするためだけに買ったような気がしてましたが、実生活でもMさんに喜んでもらうことができ、ああ買ってよかった、ベルばらトイレットペーパー。

トイレットペーパー

2012-08-17 16:35:10 | ベルばか日誌
今話題のベルばらトイレットペーパー。
生協のカタログに掲載されていたので、軽い気持ちで注文してみました。




帰宅してこれが玄関の前にド~ンと置かれていたのを見た瞬間
「うげっ」
と声が出てしまいました(笑)。



生理用品なら目隠し包装してコンテナに入れてくれるのに、トイレットペーパーですからね、むきだしだよね、そうだよね。
うちはマンションの2階なんですが、玄関は下の駐車場から丸見えの位置なんで、通行する人々に見られちゃったかなあと思うと、ちょっと恥ずかしい。


ちょっと写真が見ずらいですが、中身です。



↑アランのついてるやつの反対面には着飾ったロザちゃんの絵がついてました。








まだ全部出してちゃんと数えてみたわけじゃないですが、12ロール入っているうち、O様とアントワネット様バージョンが2個ずつくらい、他キャラも2個くらい、残りが馬車のシルエット、かなあ。

そしてこのトイレットペーパー、薔薇の甘い香り付き、ってことなんですが、バラかなんかわかんないけどとにかく香りは強いです。
生活用品ストックを置いてある部屋に、大き目のビニール袋に入れて置いてあるのですが、部屋中に香ってます。
「なんだか異様な匂いだな」ってセリフがベルばらかるたにありましたが、異様ではないにせよ、「何だろうこの匂い?」と思うような香りです。
娘にはあらかじめ、
「匂い付きのトイレットペーパー買ったから、その匂いだからね」
と言い聞かせました。
てーしゅにはまだ言ってないのですが、匂いに鈍感な奴は、気付いてないのか何も指摘しません。



さて、このトイレットペーパー、使えるか?
これで自分や家族の用足し後、フキフキできる?
我が家では飼い犬の散歩のときにトイレットペーパーを持ち歩き、排泄物をくるんで持ち帰るのに使ってるんですが、O様のお姿のトイレットペーパーで犬の×××を包める?

まだ普通のトイレットペーパーの買い置きはあるのですが、ベルばらトイレットペーパー、使うかどうかもうしばらく悩むと思います。


ドラえも~ん その2

2012-08-13 16:32:06 | ベルばか日誌
↓のドラえもん妄想で、古い記憶が甦りました。
実は、私の人生初書きのベルSSは、ベル×ドラえもんのパロディだったのです。

高校生の頃、愛読していたアニメ雑誌には人気アニメのパロディマンガが多数掲載されていました。
私も大好きなベルばらでパロディやりたい、でもマンガなんて描けないし。
自分の画才のなさは既に自覚していたので、それじゃあパロディ小説にしてみよう!とペンをとったのです。
30年前、パソコンもワープロもない時代です。
ルーズリーフにシャーペンで書き始めたのは、「外伝 黒衣の伯爵夫人」にドラえもんをからめたもの。

結果から言いますと、わずか4~5行で挫折しました。
OAとロザちゃんがオルタンス姉上宅を訪問、登場したのはル・ルーちゃんじゃなくてドラえもん、そこまでです。
頭の中に渦巻く妄想を、どうやって文章にしたらいいのか、そしてその文章をどう繋げていったらいいのか、とにかく文章の書き方が全く分からず、先に進めなくなってしまったんですね。
その後私はいったいどう話を展開するつもりだったのか、どんなオチをつけるつもりだったのか、今となってはすべてが謎です。

それっきり、私は妄想を形にすることは諦め、頭の中でぐるぐると自分が面白いと思うことを一人で考えてるだけで満足することにしました。
高校生当時、色々な漫画やアニメのファンクラブなどがあることは知っていましたが、同人とか二次創作とかの存在は知りませんでした。
アニメ雑誌で会員募集していたファンクラブに入っていたら、若い頃からそっち方面にのめり込んでいたかもしれないなあ、と思います。


それから20年以上を経て、文章修業は全くしていませんが人生経験は積み、怪しげな文章をネット上で披露するようになり現在に至るわけです。
ですが、今、SSやブログで書いているような文章を、紙と鉛筆で書け、と言われたらとてもできないでしょうね。

ドラえもんのパロディ考えてた頃には想像もできなかった便利な機械のお陰で、妄想を形にすることができるようになりました。

ドラえも~ん

2012-08-08 14:25:16 | ベルばか日誌
今更という感じですが、7月14日付のベルKidsからの妄想です。
ネタばれ注意です。














夏バテ防止に体力づくりを思いついたおリボン君。
ジョギングしつつ「次は水泳だ!」とか言いながらも、すぐに「もうダメだ~」とバテバテ。


体力ないな~、おリボンアンドレ。
そう思って考えてみると、ここしばらくおリボン君っていうと、何だか情けなネタが続いてる気がします。

字が下手
成績悪くて卒業が危うい
海に飛び込んで、クラゲに襲われる
そして今回の、体力なし

他にもあったような気もしますが、とても男装の麗人オスカル様と永遠の愛を誓い合う男になるとは思えない、ダメダメっぷりですね。

このヘタレっぷりは、まるでのび太のようだ。

と思いついたら妄想が止まりません。
そしたらO様はしずかちゃんか?
ジェロっちは、出来杉くんか、あるいはスネ夫か。
ジャイアンは誰?
一番適当なのはアランあたりか?

でも、いざという時にのび太を助けてくれるような、ドラえもんになりそうなキャラは?
小道具を次から次へと取りだす、といえばル・ルーちゃんですが、おリボンアンドレの窮地を救ってくれる、かどうかは疑問です。




入浴剤

2012-08-06 16:33:26 | ベルばか日誌
先週のKids、ネタばれです。













入浴は月1で十分、と言うアントワネット様にメルシー伯が差し出したのは

”海より深い一途な愛であなたを包む”、地中海の香り、フェルゼン入浴剤。

毎日入浴しますわ!と喜ぶアントワネット様。


解説によると、入浴の頻度はともかく、18世紀当時にも「植物油や牛乳や糠」などの入浴剤は使用されていたそうです。


ベル男子キャラ入浴剤が売り出されたのはもう何年か前になると思います。
最近はショップで見かけることもなかったので、もう売られてないかと思ってましたが、まだ販売されてるんですかねえ。
当時、かなり話題にもなりましたが、私は結局買いませんでした。
パッケージ的にこっぱずかしくて、ちょっと手が出せなかった、というのもあります(笑)。
商品を手にとってレジに持っていく勇気もなければ、家族に見られたらと思うと、家の中に持ち込む勇気も出ませんでした。

そもそも、普段からあんまり入浴剤は使用しません。
残り湯を洗濯に使いたい、ベランダの植木の水やりに使いたい、夏のこの時期はベランダの打ち水に使いたい。
そんな庶民的な理由からです。
ですからたまに頂き物なんかで入浴剤を使うと、ちょっとリッチな気持ちになりますね。
冬は体も温まるし、娘も大喜びです。


アントワネット様は毎日フェルゼン入浴剤で入浴することにお決めになったようですが、私は毎日入浴しても入浴剤は年に数回のお楽しみです。



リカちゃんと7月12日が繋がる話

2012-08-01 16:42:03 | ベルばか日誌
もう8月になっちゃいましたが、三が日にちょっとまつわるネタです。

以前、娘さる子が学童保育でリカちゃんごっこをしていることを記事にしました。
私もさる子くらいの年の頃、リカちゃんごっこ大好きでした。
私が小学校3年生まで住んでいた東京下町は、みなそれほど裕福ではなかったので、子供達は自分の持っている人形やハウスを持ち寄って遊んだものです。

小学校低学年の頃、近所にAさんという同級生がいました。
ある時彼女とリカちゃんごっこで遊んだ時のこと。
彼女は男の子の人形(わたるくんだっけ?)を持っていました。
私が持っていた女の子人形は確かいずみちゃん、ハウスを使って二人でお話を展開し、夜になったわ、さあ寝ましょう、と私がいずみちゃんをベッドに仰向けに寝かせたところ、Aさん
「夜になったらこうするんだよ」
と、いずみちゃんの上にわたるくんをうつ伏せに、顔と顔がくっつくように乗せたのです。
私、「???」

その時は深く考えずスルーしましたが、今でも覚えてるってことは何気に印象に残ったのでしょう。
そしてこの出来事の2~3年後にベル初読み、MC8巻の7月12日のシーンを目にすることになるのですが、二つの事実が私の中で繋がったのは、中学生くらいになってからでしょうかね。

そうか、Aさんがリカちゃんごっこでやってたアレは、8巻のアレだったんだ・・・。

昭和40年代後半の東京下町で、Aさんはご両親と弟さんの家族4人で6畳一間のアパート(風呂なし、トイレ台所共同)に住んでいました。
ひょっとしてご両親の「現場」を夜中に見ちゃったりしてたのかもしれないなあ。

小学4年で転居して以来、Aさんとは会っていません。
ちょっとおマセだったAさん、どうしているかな、もう孫がいたりしてね、なんて時々思い出したりします。