ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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アニばらの思い出 その4

2007-11-28 15:34:06 | ベルばか日誌
すごく見たかったけど、全部は見れなかったアニばら。

・・・便利な世の中になったものよのう。
今ではビデオで見ようと思えば簡単に見ることができるではありませんか!!!

私の実家は質実剛健(つまりはビンボー)だったので、我が家にビデオデッキが登場したのは私が二十歳を過ぎた頃でした。
でも近所にレンタルビデオ屋というものがなかったので、各自が録画したものを見るだけでした。


私が結婚したのが平成2年、24歳の時です。
結婚当初はひじょーにビンボーだったので、ビデオなしの生活。
結婚後の初ボーナスでビデオデッキを買い、てーしゅといざレンタルビデオ屋へ。

おお、ベルばらがある!!

ビデオで全10巻!!

思わずてーしゅに
「これ、借りていい?」
「いいよ」

で、見ましたよ。
1巻に4話入ってるの。
・・・しかも各話の前後に、しっかりオープニングテーマ曲と、エンディングテーマ曲が入ってるの。
・・・もちろん、志○太郎氏の叫び声も、毎回入ってるの。

ああ、やっぱり恥ずかしい。
てーしゅと一緒になんて、とても見れない。
なんでかしら、まだ黄土色になってないのに。

てーしゅは一緒に見てるものの、まるで興味なさそう。
それでも2巻まで借りて見ましたが、もうそれ以降はとてもとても・・・。

挫折しました。

そしてそれ以降、アニばらを見ようと思ったことはありません。
多分、見なきゃ死ぬとでも言われない限り、もう一生見ないんじゃないかな。

あんなに見たかったのに、そして見ようと思えばいつだって見られるようになったのに、・・・・もういいです。

一体何で、アニばらを見ることがこんなに恥ずかしくなってしまったのでしょう。
自分でも不思議です。



まだつづく


塗り絵と着せ替え

2007-11-25 00:05:48 | ベルばか日誌
広告でチラリと目にしたのですが「エロイカより愛をこめて」の塗り絵が出たそうですね。
しかも少佐と伯爵の着せ替えつき。

着せ替え、欲し~~。

多分買わないと思いますけど、本屋で是非実物を見てみたいです。


少し前にベルの塗り絵も出ていましたよね。
娘が塗り絵が好きで、私も付き合ってぬりぬりしてみて、ちょっと楽しかったんですよ。
それで一人で本屋に行く機会があったときに、買おうかどうしようか悩んでじっくり見てみたんですけど。

なんだか難しそうでやめました。
色鉛筆やクレヨンでちゃっちゃか塗れるようなものじゃなく、水彩でちゃんと濃淡つけて塗らないといけないみたいだったので。
私のお絵かき能力は小学2年生レベルですし、水彩なんて苦痛でしかありません。
水彩にこだわらなくても、塗りたきゃ色鉛筆でも何でもいいのでしょうが、汚くなるのはイヤだしな~。
塗り絵本である以上、買ったら塗りたい。
でも原作ファンとしては、原作絵は汚したくない。
そう思って買うのを諦めたのです。


ところで、ベルの着せ替えってあるんでしょうか?
私は関連グッズにはあまり興味がないですし、耳にしたことはないのですが。
あっても不思議じゃないような気もするし。


そこで私なりに考えてみました、ベル着せ替え。

まず、アンドレ。
本体は、髪はおりぼん、服は勝負服。
付属品として、ヘアが短髪両目用、片目用の2種。
洋服は、従僕服、衛兵隊軍服、毒ワイン仕様の礼服、黒い騎士のコスチューム。
小物は、トレーに載せたワイングラス、トレーに載せたショコラのカップ、鉄砲(乱射用)。

そして、オスカル様。
本体は、髪は十代前半の頃の短めヘア、服はブラウス。
付属のヘアは、通常の長い髪、ドレス着用時のアップ。
洋服は、近衛隊(隊長になる前)軍服、近衛隊連隊長用軍服、衛兵隊用軍服、ドレス、および破れたブラウス。
小物は、バイオリン、本(ヌーベル・エロイーズ)。

(本体の髪型を上記のようにしたのは、コンパクトにしないと付属ヘアをつけたときにはみ出しちゃうかと思ったからです。)

これなら、ドレスオスカル様と礼服アンドレのダンスシーンや、ブラビリ再現など、お好みのシーンを演出できるのでは。


・・・ああ、すいません。
我ながらくだらない事を真剣に考えてしまいました。

アニばらの思い出 その3

2007-11-24 23:20:46 | ベルばか日誌
塾に行かなくなってから、7月後半からの放映分は大体見てるはずです。

久しぶりにちゃんと見始めたベルばら、・・・な~んか色調が黄土色っぽいな。
時代背景も革命に向かって突っ走ってるので、トーンが暗くなるのもしょうがないとは思うけど。
前半の、ベルサイユ宮殿で繰り広げられた女の戦いみたいな時は、もっと明るくてカラフルだったのに。

途中でスタッフが交代していたことを知ったのは、ベルサイトめぐりをするようになってからでした。
中高校生向けアニメ雑誌にはそんなことまで書いてなかったのか、私が見逃したのか。

それはともかく、7月後半放映分というと、もう原作では7巻辺り、そろそろ二人がくっついてもいい頃・・・なんだけど、なんだか原作から乖離してます。
アニメ雑誌でストーリーは追っかけてたけど、こんなになってたのか~。
そーか、アニメ版ではこうなのね。

それに、なんだかすごく恥ずかしくなってます。
居間で家族と一緒にテレビを見るのが、えらく苦痛です。
テレビ見ながら、思わず俯いちゃいます。

ホタルは言うに及ばず。
予告やアニメ雑誌の事前研究で、この回、どーゆー事があるかわかってますから。
これは、とても家族と一緒には見れませんでしょ。
小学生の妹や弟とは一緒に見れませんでしょ。

当時私の家には、居間、両親の部屋、祖母の部屋と3台のテレビがありました。
ですから、ホタルの回はわざわざ一人で両親の部屋で、しかも照明を消して真っ暗にして見ました。
見ましたっつっても、なんか下向いて一人で真っ赤になってたりして。

なにしろ片田舎に住む真面目で純真な中学生ですよ。
あーゆー事に関する最低限の知識はあった、かもしれませんが。

でも、お外ですよ、お外。
あーゆーことって、おフトンの上でするんじゃないの?
実写版は馬小屋だったよね、アレはアレでナンだったけど、まだ屋内だったし。
しかも立ったまま、はだかんぼさんだし。
通行人に見られたらどーすんだろう。
7月だから、寒くはないのかな。
・・・とかいろいろなことが頭の中を駆け巡って。

・・・あー恥ずかしかった。

それ以外でも、オスカル様の結婚宣言シーンとか、アンドレが死ぬシーンとか、なぜか恥ずかしい。
直視できません。
でも、アニメ版ではこうなのよ。

なんだかありえないことですが、オスカル様がお亡くなりになって、やれやれ、と安堵したような気がします。
これでもう恥ずかしいもの見なくて済むのね。

今の私なら、だったら見るなよっ、と突っ込みを入れるところですが、純真な中学生だった私。
でもアニメ版ではこうなのよ。
ファンである以上、ベルと名のつくものは、何であれ無条件に受け入れなければと思いこんでいたのであります。


つづく

拍手コメントのお礼

2007-11-22 23:00:07 | 楽屋オチ
先般UPした既発表作品に、拍手、コメントいただきましてありがとうございました。
閲覧してくださった方々にも、お礼を申し上げます。

11月20日 ××様
早速の反応、ありがとうございました。
ジェロはアンドレの天敵ですから、書いてるときはこんなもんだろ、と思っていたんですよ。でも初出の時に頂いたレスで、「ジェロ可哀想」というご意見が案外あったもので。
ジェロ好きの方から見たら、ヒドい扱いなのかな~と思いました。



××君→○○先生 の変遷

2007-11-20 15:08:19 | ベルばか日誌
以前、某サイト様で流行った言葉に「ウザドレ」というのがありました。
風に吹かれてボーボーになったウザいアンドレの髪、略してウザドレ。

その言葉を見て思ったのは、
これって、あたし・・・?


私の髪は固くて太くて量が多い、という三重苦に加えて、うねうねとした癖毛です。
心ない人に、寝起きの頭、と言われたこともあります。
そんな私のぼーぼー頭、まさしくウザドレ。


それで思い出しました。
20年以上前、妹や弟に「ジェイムズ君」と呼ばれていたことを。

ジェイムズ君・・・
ご存じでない方もいらっしゃるでしょうが。
青池保子先生の名作漫画「エロイカより愛をこめて」に登場する脇役、いじられ不憫キャラです。
そのジェィムズ君の髪型にそっくりといわれてたのですよ、私。

ジェィムズ君とウザドレ。
髪型のみを見れば、似たようなものです。
(てゆーか、外見もフビンな境遇も、ジェイムズ君とアンドレってキャラかぶってるよ、と思ってるベルファンは私だけではないはず。)


そう思っていたある日のことです。

夕方帰宅後、家の中でバタバタと家事を片付けていた私がふと洗面所の前を通りかかると・・・。

鏡にうつった私の姿、
―――ぼーぼーに伸びた髪
―――メイクが落ちきってやつれた顔
―――黒いタートルネック

・・・月影千草?

ご存じでない方のために念のため。
月影先生は、美内すずえ先生の名作漫画「ガラスの仮面」の登場人物。
主人公の才能を見出す往年の名女優です。



そう、ジェィムズ君が老けると、月影先生になるんですよ、みなさん。



それでもうひとつ、思い出した20年前のこと。
友人に「きめちゃんは黒は着ない方がいいよ」と言われたことを。

・・・よかった、気付くのが遅すぎないで・・・(←十分遅いって)

少しは身だしなみに気を使うようにしよう、と反省しました。

アニばらの思い出 その2

2007-11-18 16:47:10 | ベルばか日誌
自分でも、何でその塾に通うことに決まったのか、いきさつを全然覚えていないのです。
一体どうして、わざわざベルばら放映日の塾通いを決めたのか・・・。


当時は家庭にビデオなんてなかった時代です。
見たいテレビはその放映時間にちゃんとテレビの前に座ってなきゃいけなかったんです。
見逃したテレビは、二度と見ることができなかったんです。
この先運がよければ再放送にめぐり合うことができるかもしれないけれど、それはいつになることか。
もし再放送があっても、その時間に家にいることができなければ見ることはできないのです。

・・・ああ、あたしはもう二度と、ベルばらを見られないのだわ(涙涙涙)・・・


実際この塾、通い始めてはみたもののまるで当てにならない塾でした。
特に水曜日、この日は数学で代数と幾何の2教科だったのですが、生徒の大したことのない質問に対し、5分くらい黙~って考え込んじゃうような先生で。

こんなつまんない授業受けるために、あたしはベルばら見れないのか・・・。

で、悪い子の私はどうしたでしょう。
水曜日には塾をサボりまくったのです。

とはいっても1ヵ月に1、2回でした。
「気持ち悪い~」とか「頭痛い~」とか言って。
で、親も絶対仮病だとわかっていますから、「具合悪いなら寝てなさい」。
で、ベルばら見たさに塾サボって、結局寝てて見れなかったりして。
・・・なにやってんだか。

その後私は親に、こんな塾行くくらいなら家で一人で勉強してたほうがいい、と宣言し、7月の夏期講習を前に塾をやめてしまいました。

親からすれば、授業料、9月分まで一括前納してるんですからね。
とんでもねー馬鹿娘です。
でもその塾、ホントにしょーもない塾だったんですよ。
その証拠に私がやめた後、私がいたクラスの大部分の生徒が9月いっぱいでやめてしまったそうな。



そういうわけで、私は4月から7月までの放映分、ほとんど見ていません。
原作で言えば4巻から6巻くらい、重要イベントてんこ盛りの時期です。

アンドレがニセ黒い騎士になるため髪を切るシーンは見た記憶がありますが。

オスカル様のドレス姿、見てません。
翌日クラスの友人Oが、「すっごいキレイだったよ~」なんて言ってました。
そ~か、キレイだったのか~、・・・見たかったな。

アンドレのブラビリ、見てません。
翌日クラスの友人Aが、「アンドレって馬鹿だよね~、あんなことするなんて」なんて言ってました。
へ~、そうだったの~?、なんてへらへら笑いながら聞いてましたが。
その時の私の心の中の叫び↓
違うわよっ、アンドレは馬鹿じゃないわよっ、アンドレがあそこに至るまでどれほどの苦悩が・・・(以下略)

ああ、でも見たかったよ~、おバカなアンドレでもいいから、見たかった。

この間にひょっとしてジェロッちのプロポーズもあったのかな。
どんな展開になってたのかな。

・・・ああ、見たかった(しくしく)。


つづく

アニばらの思い出 その1

2007-11-17 00:26:12 | ベルばか日誌
アニメ版ベルサイユのばら、略してアニばら、と称されていることを知ったのは、ベルサイトめぐりを始めたここ1年半程のことです。

アニばら、全部は見ていません。
すっご~~~く見たかったんだけど・・・。

本放映は1979年10月から1980年9月まで。
私が中2から中3にかけてです。


中学2年生の頃、既に様々なアニメにハマっていた私。
ベルばらアニメ化決定を知ってからは、もうワクワク。
アニメ雑誌で関連記事をスクラップし、繰り返し読んで。
ものすごっく楽しみにして放映を待ちました。


この頃雑誌で読んだアニばら関係の記事でひとつ印象に残っているものがあります。

アントワネット様のお衣装
・・・曰く、従来の少女アニメでは、主人公の服装は一定。
そうね、例えばサリーちゃんとかアッコちゃんとか、制服のように同じ服しか着てません。
でも、アニばらでは違います。
なんてったってアントワネット様、着道楽の王妃様ですから、毎回違うドレスで登場されるよう、スタッフ一同頑張ってます~、・・・みたいな内容でした。

確かにね、アニメ製作スタッフって男性が主だから、女性キャラに毎回違う服着せるのって画期的だったのかもしれません。


そして放映が始まった中2の秋。

中2のときは見ていたはずなんです。
アニばらの前半、デュバリー夫人とかポリニャック夫人とかジャンヌとか出てくる頃、アンドレはおりぼんなのでまだあんまり活躍してなかった頃は、見てたはずなんですよ。
でもなにしろもう20年以上前のことなので、記憶はあやふやです。

なんだかほとんど覚えてない。

この1年余り、アニばらの各話に対する秀逸なレビューを随所で目にしまして、楽しませていただきましたが、
え~、そこんとこってそんなだったっけ~?
そーか、そんなだったか~

って、全然覚えてない。
大喜びで見てたはずなんだけどな。


そして中3になって、私は塾に通うことになりました。
もちろん受験のためです。
塾は自宅最寄り駅から電車で3駅。月・水・金の週3日。各曜日2教科ずつ。

でも、水曜日はベルばらやる日じゃん!!
塾行ったら、ベルばら見れないじゃん!!


つづく